テーベ【Thebe】
木星の第14衛星で、すべての衛星のうち4番目に木星に近い軌道を回る。1979年に発見。名の由来はギリシャ神話のニンフ。非球形で平均直径は約100キロ。
ディオーネ【Dione】
土星の第4衛星。1684年にカッシーニが発見。名の由来はギリシャ神話の巨人。公転軌道を小型の2衛星(ヘレネとポリデューシス)と共有し、これらはディオーネと土星が形成するラグランジュポイント上にあ...
ディスカバー【DSCOVR】
《Deep Space Climate Observatory》米国の太陽・地球観測衛星ディープスペースクライメートオブザーバトリーの通称。2015年に打ち上げられ、地球から太陽方向に向かって約...
ディー‐アール‐オー【DRO】
《distant retrograde orbit》⇒遠方逆行軌道
ディープスペース‐ネットワーク【deep space network】
NASA(ナサ)(米航空宇宙局)が運用する深宇宙通信ネットワーク。地上局を3か所設置することで、地球の自転や公転に影響されず、一年中、外惑星軌道を含む探査機との通信が可能となる。米国カリフォルニ...
デオービット【deorbit】
運用を終えた人工衛星などを軌道上から離脱させ、大気圏に再突入させて燃やし尽くすこと。
デスデモーナ【Desdemona】
シェークスピアの悲劇「オセロ」に登場する人物で、オセロの妻。デズデモナ。
天王星の第10衛星。1986年にボイジャー2号の接近によって発見された。名は
に由来。天王星に5番目に近い軌道を公転...
デスピナ【Despina】
海王星の第5衛星。1989年にボイジャー2号の接近で発見された。名の由来はギリシャ神話の海神ポセイドンの娘。海王星系で3番目に内側の軌道を公転しており、ナイアッドなどと同じく、いずれは海王星に落...
でんし‐つい【電子対】
分子や原子内で一つの電子軌道に配される電子の対。フェルミ粒子である電子はパウリの原理に基づいて、一つの電子軌道にスピンの符号が異なる電子が2個まで入ることができる。また、これらの電子を対電子とい...
でんし‐ほかく【電子捕獲】
1 原子核の放射性崩壊の一。核内の陽子が軌道電子を吸収して中性子となり、同時にニュートリノを放出する現象。β崩壊と同じく弱い相互作用によって生じる。1935年に湯川秀樹と坂田昌一が提唱し、193...