おん‐きゅう【恩給】
1 資格を得て退職した公務員や旧軍人軍属またはそれらの遺族に、国が恩給法に基づいて支給する一時金や年金。戦後、すでに受給権のある者以外は共済組合制度に移行。 2 中世の封建的主従関係で、家臣の奉...
かいぐん【海軍】
獅子文六が、本名の岩田豊雄名義で発表した長編小説。主人公のモデルは真珠湾攻撃で戦死した軍人、横山正治。昭和17年(1942)朝日新聞に連載され、同年度の朝日文化賞を受賞。翌昭和18年(1943)...
かいぐん‐だいじん【海軍大臣】
もと、内閣各省大臣の一。海軍の行政を管理し、軍人・軍属を統轄した。海相(かいしょう)。
か‐しかん【下士官】
軍人の階級の一。士官と兵との間に位置する下級幹部。旧日本陸軍では曹長・軍曹・伍長(ごちょう)、旧日本海軍では上等兵曹・一等兵曹・二等兵曹などの総称。自衛隊では陸曹・海曹・空曹がこれに相当する。
かっ‐か【閣下】
《高殿(たかどの)の下(もと)の意。高貴な人を直接いうのをはばかり、その居所をさしていう語》高位高官の人に対する敬称。多く、将官の軍人や勅任官以上の文官に対して用いた。 [補説]作品名別項。→閣下
かん‐じょう【干城】
《「詩経」周南・兎罝から。「干」は盾の意》国家を防ぎ守る軍人や武士。「誠に国家の—と云いつ可き将軍なり」〈蘆花・不如帰〉
かんせん‐ぶかん【観戦武官】
交戦国の許可を得て、観戦する第三国の軍人。
き‐かん【貴官】
[代]二人称の人代名詞。官吏や、軍人である相手を敬っていう。
ききょう【帰郷】
《原題Homecoming》米国の小説家デルの自伝。1933年刊。 大仏次郎の小説。昭和23年(1948)発表。国外に亡命、戦後帰国した元海軍軍人の目を通して、故国日本の荒廃を批判したもの。...
キッチナー‐とう【キッチナー島】
《Kitchener's Island》エジプト南部の都市アスワンを流れるナイル川の中にある島。エレファンティネ島の北に位置する。名称は英国支配時代に英国軍人ホレイショ=キッチナーが同島に居住し...