犬(いぬ)も朋輩(ほうばい)鷹(たか)も朋輩(ほうばい)
鷹狩りで、犬と鷹は違った待遇を受けるが、同じ主人に仕える同僚である。役目や地位が違っていても、同じ主人に仕えれば同僚であることに変わりはないことのたとえ。
きゃつ‐ばら【彼奴輩】
[代]三人称の人代名詞。「きゃつ」の複数。きゃつら。あいつら。「一々に—蟇目(ひきめ)負ほせてくれよ、とののしりければ」〈太平記・二三〉
けい‐はい【軽輩】
地位・身分の低い者。
げ‐はい【下輩】
1 身分の卑しい者。 2 目下の者。 3 仏語。三輩の一。悟りを求める心を起こすが、ただ阿弥陀仏を念じるだけの者。
こう‐はい【後輩】
《あとに生まれた人の意》 1 年齢・地位・経験や学問・技芸などで、自分より下の人。後進。⇔先輩。 2 同じ学校・職場などで、あとから入ってきた人。⇔先輩。
こ‐ほうばい【古朋輩/古傍輩】
昔の同僚。昔の仲間。
さい‐はい【儕輩】
仲間。同輩。せいはい。「私は少くも既往に於いて学校で—に負けたことがない」〈鴎外・羽鳥千尋〉
さん‐ぱい【三輩】
仏語。無量寿経で、阿弥陀仏の浄土に往生する者を、その行いの深浅によって3種に分けたもの。上輩・中輩・下輩。
ざっ‐ぱい【雑輩】
取るに足らない人物。小者(こもの)。
しゃつ‐ばら【奴輩】
[代]《「ばら」は複数を表す接尾語》多くの人をののしっていう語。あいつら。きゃつら。やつら。「一々に—射ころせ」〈平家・一一〉