わかけほんせい‐いんこ【輪掛本青鸚哥】
インコ科の鳥。全長約40センチで尾が長い。全身緑色で、雄は首に輪のような黒い帯がある。野性種は南アジアなどに分布するが、ペットとして飼われていたものが世界各地で野生化している。
わ‐かざり【輪飾り】
わらを輪の形に編み、その下に数本のわらを垂れさげた正月の飾り物。ウラジロやユズリハなどを添えて、門口や室内に飾る。輪注連(わじめ)。《季 新年》「—やすでに三日の隙間風/万太郎」
わ‐かんじき【輪樏】
木・竹・蔓(つる)などを輪にしてつくったかんじき。わかん。《季 冬》
わ‐ぎり【輪切り】
円筒形の物を、切り口の断面が輪の形になるように切ること。また、その切ったもの。
わぐされ‐びょう【輪腐れ病】
ジャガイモに細菌の一種が感染し、芋の内部が輪状に黒茶色となり、腐敗する病害。リングロット。
わ‐げさ【輪袈裟】
幅6センチくらいの綾布を輪に作った略式の袈裟。首にかけて前に垂らす。天台宗・真言宗・浄土真宗などで用いる。
わ‐ごこう【輪後光】
仏像などの、輪状の後光。
わごし‐の‐まつり【輪越しの祭】
《茅(ち)の輪をくぐったりするところから》夏越(なご)しの祓(はらえ)の異称。
わ‐ゴム【輪ゴム】
輪状のゴムバンド。ものを束ねたり、包装したりするのに用いる。
わ‐さ【輪差】
ひもを輪の形に結んだもの。また、鳥獣を捕らえるためにそのように作ったもの。わな。