かわせ‐ダンピング【為替ダンピング】
輸出品の対外競争力を強めるため、自国通貨の外国為替相場を実勢より切り下げること。→ダンピング
かわせ‐ヘッジ【為替ヘッジ】
為替変動による損失を避けるため、通貨先物取引やオプション取引などを利用して、将来的な為替変動の影響を受けないようにすること。外貨建て資産に投資する際や、輸出企業が自国通貨の上昇に備える場合などに...
かんごう‐ぼうえき【勘合貿易】
室町時代、勘合2を用いた対明貿易。中断したこともあったが、応永11年(1404)から約140年間続いた。銅・硫黄・刀剣・扇などを輸出し、銅銭・生糸・絹織物などを輸入した。
かんぜい‐けいさつ【関税警察】
密輸出入の防止、その他関税の徴収を確保するための取り締まりや調査に関して、税関長・税関職員に与えられた権限のうち、警察権に類似した作用をいう。
かんぜい‐ほう【関税法】
関税の賦課・徴収、貨物の輸出入について、税関手続きの適正な処理を図るために定めた法律。関税定率法とならんで関税制度の基本法。昭和29年(1954)施行。
カーディフ【Cardiff】
英国ウェールズの都市。ウェールズの南部、ブリストル海峡に注ぐタフ川の河口に位置する港湾都市。産業革命期に石炭の輸出港として急速に発展。20世紀末より臨海地区の再開発が進む一方、カーディフ城やラン...
カーディフ‐じょう【カーディフ城】
《Cardiff Castle》英国ウェールズの都市カーディフにある城。1世紀に造られた古代ローマ人の砦に起源し、ノルマン征服後に再び要塞が築かれた。19世紀に石炭の輸出で富を得た第3代ビュート...
がいかしゅうちゅう‐せいど【外貨集中制度】
為替管理の一。貿易業者などが輸出その他によって得た外貨を、政府または為替銀行へ集中させる法制度。全面集中制と持ち高集中制がある。外国為替集中制度。
がいか‐だて【外貨建て】
金融商品の売買や利息の支払いなどが外国の通貨で行われること。また、貿易で輸出・輸入品の価格が外貨で示され、支払われること。⇔円建て。
がいか‐てどりりつ【外貨手取率】
商品の輸出価格に占める外貨の純手取額の割合。輸出価格からそれに使用した原材料の輸入価格を差し引いた純手取額を、輸出価格で割った百分比で表す。