からし【芥子/芥/辛子】
《形容詞「から(辛)し」の終止形から》カラシナの種子を粉にした香辛料。黄色で辛く、水で練って用いる。また、カラシナの別名。
からし‐あえ【芥子和え】
芥子(からし)を溶き入れた酢味噌や調味醤油で、野菜・魚介類などを和(あ)えた料理。
からし‐いろ【芥子色/辛子色】
芥子の色。また練り芥子の色。茶色がかった黄。
からし‐すみそ【芥子酢味噌】
酢味噌に芥子を加えたもの。
からし‐ず【芥子酢】
芥子を酢でのばし、醤油・塩・砂糖を加えた調味酢。和(あ)え物などに用いる。
からし‐づけ【芥子漬(け)】
ナスなどを塩漬けにしたのち、麹(こうじ)・芥子・塩・酢・醤油などをまぜた中に漬けたもの。
からし‐マヨネーズ【芥子マヨネーズ】
マヨネーズに芥子を加えて混ぜたもの。
からし‐めんたいこ【辛子明太子】
唐辛子で味をつけた塩漬けの鱈子(たらこ)。
からし‐ゆ【芥子油】
カラシナの種子からとった黄褐色の脂肪油。香辛料・防腐剤などに用いる。かいしゆ。
からし‐れんこん【芥子蓮根】
ゆでた蓮根の穴に、おからと芥子とをまぜた味噌を詰め、衣をつけて油で揚げた料理。熊本県の名物。