ご‐しん【五辛】
辛味や臭気の強い5種の野菜。仏家で、大蒜(にんにく)・韮(にら)・葱(ねぎ)・辣韮(らっきょう)・野蒜(のびる)、道家では、韮・辣韮・大蒜・油菜(あぶらな)・胡荽(こすい)をさす。これを食べると...
さい‐しん【細辛】
ウスバサイシンの別名。また、その根や根茎を乾燥させたもの。辛みと特有の香りがあり、漢方で鎮咳(ちんがい)・鎮痛薬に使う。
しお‐から【塩辛】
魚介類の肉・内臓・卵などを塩漬けにして発酵させた食品。 [補説]スルメイカでつくるものが一般的。その他に、うるか、このわた、しゅとう、すくがらす、めふんなどがある。
しん【辛】
1 十干の第八。かのと。 2 からみ。からい味。
しん【辛】
[常用漢字] [音]シン(呉)(漢) [訓]からい つらい かのと 〈シン〉 1 味がからい。「香辛料」 2 身をつきさすくらいに厳しい。つらく苦しい。「辛苦・辛酸・辛抱・辛辣(しんらつ)/苦...
すみれ‐さいしん【菫細辛】
スミレ科の多年草。北海道南部と本州日本海側の多雪地方の林下に生える。雪解けのころ群がって芽を出し、葉の広がる前に淡紫色の花を咲かせる。葉は心臓形で、ウスバサイシンに似るのでこの名がある。
ちゅう‐から【中辛】
《「ちゅうがら」とも》七味唐辛子などの辛さの度合いが中程度のもの。また、塩鮭の塩分が中程度のものにもいう。→大辛 →小辛
ぴり‐から【ぴり辛】
唐辛子や胡椒(こしょう)がきいていて、ぴりぴりと辛い味がすること。「こんにゃくの—炒め」
みず‐から【水辛】
江戸時代の上方の菓子。昆布でサンショウの実を包んだもの。
みらのね‐ぐさ【細辛/韮の根草】
ウスバサイシンの古名。〈和名抄〉