さん‐のう【三農】
《「周礼」天官・大宰の「三農九穀を生ず」から》平地で行う農業(平地農)、山地で行う農業(山農)、川沢で行う農業(沢農)のこと。
し‐のう【司農】
1 古代中国の官名。農政をつかさどった。→大司農 2 宮内省の唐名。
しゅう‐のう【就農】
[名](スル)仕事として農業をはじめること。「—者」
しゅうらく‐えいのう【集落営農】
農村の集落を単位として、農地の合理的利用、機械・施設の共同利用、共同作業を行って生産コストを下げ、また、専業農家、兼業農家、女性・高齢者の役割分担を明確にして意欲を高める農業形態。
しょう‐のう【小農】
わずかな田畑を持ち、家族の労働力だけで農業経営を行う小規模な農業。また、その農民。⇔大農。
しんのう【神農】
中国古代神話上の帝王。三皇の一。人身で牛首。農耕神と医薬神の性格をもち、百草の性質を調べるためにみずからなめたと伝えられる。日本でも、医者や商人の信仰の対象となった。炎帝神農氏。
ジェーエー‐ぜんのう【JA全農】
⇒全農
じさく‐のう【自作農】
自分の土地を自分で耕作・経営する農家。また、そういう農業経営。自作。⇔小作農。
じょく‐のう【耨農】
《「耨」は鍬(くわ)の意》土地を耕すだけで肥料を用いない、原始的な農業。
せい‐のう【精農】
農事に熱心でよく働く農民。