[補説]「辺見」姓の人物
辺見 (へんみ) じゅん
辺見庸 (へんみよう)
姓氏の一。
へんみよう【辺見庸】
[1944〜 ]ジャーナリスト・小説家。宮城の生まれ。本名、秀逸。共同通信社に入社、外信部の記者となる。勤務のかたわら書き上げた「自動起床装置」で芥川賞受賞。退職後本格的な執筆活動に入る。他に小説「赤い橋の下のぬるい水」、ノンフィクション「もの食う人びと」など。
へんみじゅん【辺見じゅん】
[1939〜2011]ノンフィクション作家・歌人。富山の生まれ。本名、清水真弓。父は角川源義 (げんよし) 。戦艦大和 (やまと) の乗組員を描いたノンフィクション「男たちの大和」で新田次郎文学賞を受賞。シベリア抑留を描いた「収容所 (ラーゲリ) から来た遺書」では、講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。他に歌集「闇の祝祭」など。