こし‐ぶみ【腰文】
書状の包み紙の端を上から中ほどまで細く切って、ひものようにしたものを巻いて帯封とし、先を挟んで墨で封じ目をつけたもの。封じ目が包み紙の腰の辺りにあるのでいう。腰状。切り封。切り封じ。
こし‐も【腰裳】
上代の女性の衣服の一。腰の辺りを覆う短い裳。「—服(き)たる少女(をとめ)」〈記・中〉
こし‐もと【腰元】
1 腰の辺り。腰つき。「—がふっくらする」 2 身分の高い人のそばに仕えて雑用をする侍女。こしもとおんな。 3 身の回り。自分のかたわら。〈日葡〉
こ‐しょう【小姓/小性】
1 貴人のそば近くに仕えて、身の回りの雑用を務める役。また、寺院で、住職に仕える役。多くは少年で、男色の対象ともなった。 2 武家の職名。江戸幕府では若年寄の配下で、将軍身辺の雑用を務めた。 3...
コジアスコ‐さん【コジアスコ山】
《Mount Kosciusko》オーストラリア、ニューサウスウェールズ州、グレートディバイディング山脈南部のスノーウィーマウンテンズにある山。標高2229メートルで、大陸本土の最高峰。氷河によ...
コタ【Kota】
インドネシアの首都ジャカルタの市街北部、ジャカルタ湾に面する一地区。オランダ領時代のバタビアの中心地であり、17世紀前半に東インド会社の拠点が置かれた。オールドジャカルタまたはオールドバタビアと...
こっかいしゅうへんせいおんほじ‐ほう【国会周辺静穏保持法】
《「国会議事堂等周辺地域及び外国公館等周辺地域の静穏の保持に関する法律」の略称》国会の審議権を確保し、また諸外国との良好な関係を維持するために、国会議事堂や外国公館の周辺で拡声機の使用を制限する...
こっかたいかん【国歌大観】
和歌索引書。正続各2冊。松下大三郎・渡辺文雄編。正編は明治34〜36年(1901〜1903)刊。続編は大正14〜15年(1925〜1926)刊。正編は万葉集・二十一代集や物語・日記などの和歌を、...
こっ‐ち【此方】
《「こち」の音変化》 [代] 1 近称の指示代名詞。聞き手よりも話し手の方に近い場所やそこにある物、または、その方向をさす。「—の水は甘いぞ」「—が大きい」「足音が—へ近づいてくる」 2 一人...
コッホ‐きょくせん【コッホ曲線】
ある線分を三等分し、中央の線分を正三角形の底辺とみなし、残る山型の二辺で置き換える操作を無限に繰り返すことで得られる曲線。1890年にコッホが発見。部分と全体とが相似形であるフラクタル図形の一つ。