さえさえ‐て【冴え冴えて/冱え冱えて】
[連語]《動詞「冴える」の連用形を重ねたものに、接続助詞「て」が付いたもの》非常にさえて。非常に冷えて。「さむしろの夜はの衣で—初雪しろし岡の辺の松」〈新古今・六六二〉
酒屋(さかや)へ三里(さんり)豆腐屋(とうふや)へ二里(にり)
日用品を買うにも遠くに行かねばならない辺鄙(へんぴ)な土地のたとえ。
さが【佐賀】
九州地方北西部の県。肥前の東半部にあたる。吉野ヶ里遺跡がある。有田焼・伊万里焼の産地。人口85.0万(2010)。
佐賀県東部の市。県庁所在地。もと鍋島氏の城下町。多布施(たふせ)川が北部山...
サガダ【Sagada】
フィリピン、ルソン島北部、マウンテン州の町。標高約1500メートルの山間に位置する。周辺には棚田が広がるほか、棺を崖に宙吊りにした洞窟群があることで知られる。
さが‐の【嵯峨野】
京都市右京区嵯峨付近の呼称。[歌枕]「さびしさは秋の—の野辺の露月にあととふ千代の古道」〈後鳥羽院御集〉
さがり‐ば【下がり端】
平安時代、女性の額髪の両端を肩の辺りで切りそろえたようす。また、その髪の端。「髪の—、めざましくもと見給ふ」〈源・夕顔〉
さぎ【鷺】
ペリカン目サギ科の鳥の総称。くちばし・くび・脚が長い。飛ぶときにくびを乙字形に曲げる。水辺にすみ魚を捕食するが、草原や森林にすむもの、昆虫などを常食とするものもある。62種が極地・砂漠を除く世界...
サクテン【Sakteng】
ブータン東部、タシガン県の村。インドのアルナーチャルプラデシュ州との国境に近い。チベット仏教ゲルク派が多い。またプロクパとよばれる遊牧民が居住している。長らく外国人による訪問が禁止されていたが、...
さく‐ほく【朔北】
《「朔」は北の方角の意》 1 きた。北方。 2 中国の北方の辺土。
さくら‐たで【桜蓼】
タデ科の多年草。水辺に生え、高さ50〜70センチ。秋、淡紅色の花を穂状につける。花びらはなく、萼(がく)が花びら状になる。