ひごう‐の‐さいご【非業の最期】
業因による寿命の終わらないうちに最期を迎えること。災難などで思いがけない死に方をすること。非業の死。「—を遂げる」
ふゆ‐じたく【冬支度】
[名](スル)冬を迎える準備をすること。特に、衣類や暖房器具など。《季 秋》
哺(ほ)を吐(は)・く
食事中であっても口中の食物を出して、待ちかねていたように人を迎える。→握髪吐哺(あくはつとほ)「あれお帰りと—・くなどは」〈紅葉・二人女房〉
まっぽう‐しそう【末法思想】
仏教の歴史観の一。末法に入ると仏教が衰えるとする思想。日本では、平安後期から鎌倉時代にかけて流行。平安末期の説によれば、永承7年(1052)に末法の世を迎えるとした。
まんちゅういん‐し【満中陰志】
《「中陰」は人の死後49日の期間。「満中陰」は49日目の忌明けの日を迎えること》仏式で、香典返しのこと。また、その表書きに記す言葉。関西で使う。
みあれ‐ぎ【御阿礼木】
葵祭の前儀として行われる上賀茂神社の賀茂の御生(みあれ)と下賀茂神社の御蔭祭の際に、神を迎えるために立てる榊(さかき)。《季 夏》
三(み)つ指(ゆび)をつ・く
三つ指を軽く床につけて、ていねいに礼をする。「—・いて迎える」
むかえ【迎え】
来る人を迎えること。迎えに行くこと。また、その人。むかい。「—の車が来る」「—をやる」
むかえ‐がね【迎え鐘】
精霊会(しょうりょうえ)のとき、御霊(みたま)を迎えるために打ち鳴らす鐘。《季 秋》
むかえ‐ぐるま【迎え車】
人を出迎えるために用意された人力車や自動車。