てん【転〔轉〕】
[音]テン(呉)(漢) [訓]ころがる ころげる ころがす ころぶ まろぶ うたた [学習漢字]3年 1 くるくる回る。ころがる。ころがす。「転転/運転・回転・空転・自転・旋転・輪転」 2 ひっ...
てん【顛】
[人名用漢字] [音]テン(呉)(漢) 1 てっぺん。物の先端。「顛末/山顛」 2 逆さになる。ひっくり返る。「顛倒・顛沛(てんぱい)・顛覆/動顛」 [補説]人名用漢字表(戸籍法)の字体は「顚」...
てん‐ぷく【転覆/顛覆】
[名](スル) 1 列車・船などがひっくり返ること。また、ひっくり返すこと。「ヨットが—する」 2 政府などの組織が倒れること。また、倒すこと。「日本全社会の根底より—せんとて」〈福沢・福翁百話〉
年(とし)が返(かえ)・る
新年になる。年が改まる。「あらたまの年返るまで相見ねば」〈万・三九七九〉
年(とし)立(た)ち返(かえ)・る
「年が返る」に同じ。「—・る朝(あした)の空の気色」〈源・初音〉
どう‐しん【童心】
子供の心。純真でけがれのない心。「—に返る」
なみ‐がえし【波返し】
1 堤防などの上面を海側に反らせ、波がはね返るようにした工作物。波返し工。 2 雅楽の「青海波(せいがいは)」を演奏する際の打楽器の打ち方。 3 箏(そう)の弾き方の一。右手の中指と食指を表・裏...
なり‐かえ・る【成り返る】
[動ラ四] 1 もとのようになる。もとどおりになる。「今めかしくも—・る御有様かな」〈源・若菜上〉 2 裏返る。ひっくり返る。「さを鹿のしがらみふする秋萩は下葉や上に—・るらむ」〈拾遺・雑下〉 ...
なんばん‐はこべ【南蛮蘩蔞】
ナデシコ科の多年草。茎は分枝し、蔓(つる)のように伸びる。葉は卵形。夏から秋、白い5弁花を開き、花びらは2裂し、反り返る。萼(がく)は鐘状。実は黒く熟す。蔓仙翁(つるせんのう)。
にえ‐かえ・る【煮え返る】
[動ラ五(四)] 1 ぐらぐら煮える。沸騰する。煮えたぎる。「やかんの湯が—・る」 2 ひどく腹が立つ。煮えくり返る。「腹わたが—・る思い」 3 大騒ぎをする。騒ぎ立てる。「節季師走にこの在所は...