かえり‐ぶみ【返り文/返り書】
返事の手紙。返書(へんしょ)。
かえり‐もうし【返り申し】
1 使者が帰ってきて返事や報告をすること。また、その内容。復命。「長奉送使(ちゃうぶそうし)にてまかり下りて、—の暁」〈続古今・離別・詞書〉 2 神仏へ祈願のお礼参りをすること。報賽(ほうさい)...
かえり‐よみ【返り読み】
漢文を訓読するとき、下にある客語・補語を先に、述語をそのあとで読むこと。反読。
かえ・る【返る/反る】
[動ラ五(四)] 1 表であったものが裏になったり、上であったものが下になったりして、ものの向き・位置が反対になる。裏がえる。ひるがえる。ひっくりかえる。「裾が—・る」「軍配が—・る」「漢文を下...
かえる‐とし【返る年】
[連語]翌年。「—の司召(つかさめし)に」〈更級〉
かや・す【返す】
[動サ五(四)]「かえす」の音変化。中世以降の語。現代では関西・北陸地方の方言。「ただで—・したらつまらん」〈水上・大阪の宿〉
へん【返】
[音]ヘン(慣) [訓]かえす かえる [学習漢字]3年 1 もとの方に戻る。かえる。「返路/往返」 2 もとに戻す。かえす。「返還・返却・返金・返済・返事・返信・返品・返礼/不返」 3 はねか...
へん‐か【返歌】
人から贈られたり、言いかけられたりした歌に対する返答の歌。返し歌。
へん‐かん【返簡/返翰】
返事の手紙。返書。
へん‐かん【返還】
[名](スル)もとに戻すこと。持ち主に返すこと。「優勝旗を—する」「領土—」