み‐ち【道/路/途/径】
《「御(み)路(ち)」の意》 1 人・車・船などが、往来するように整備された所。通路。道路。また、航路。「—を横切る」「—が混む」「船の通う—」 2 目的の場所に至る経路や、その途中。途上。「帰...
み‐ちが・える【見違える】
[動ア下一][文]みちが・ふ[ハ下二] 1 見て他のものと思う。みちがう。「—・えるほど立派になった」 2 見方をまちがえる。見まちがえる。みちがう。「地図を—・えて迷う」
みち‐まよい【道迷い】
道に迷うこと。どこへ向かえばいいかわからなくなること。「笹が道を覆い、—が起こりやすい」「—遭難」
道(みち)を以(もっ)て欲(よく)を制(せい)すれば則(すなわ)ち楽(たの)しみて乱(みだ)れず
《「礼記」楽記から》自分の欲望を道徳に照らして抑制すれば、安らかな心で迷うこともない。
見(み)る所(ところ)少(すく)なければ怪(あや)しむ所(ところ)多(おお)し
《「牟子」から》見聞の狭い人は、何かにつけて驚き迷うことが多い。
めい‐きゅう【迷宮】
1 中に入ると容易に出口がわからず迷うようにつくってある建物。 2 複雑に入り組んでいてなかなか解明できない事柄のたとえ。また特に、手がかりがなく解決の見通しが立たない犯罪事件。「人間心理の—」
めい‐わく【迷惑】
[名・形動](スル) 1 ある行為がもとで、他の人が不利益を受けたり、不快を感じたりすること。また、そのさま。「人に—をかける」「—な話」「一人のために全員が—する」 2 どうしてよいか迷うこと...
目(め)眩(く)・る
1 目まいがする。目がくらむ。「見るに、—・るる心ぞする」〈かげろふ・上〉 2 分別に迷う。「欲に—・れ、訴人せしを」〈浄・烏帽子折〉
闇(やみ)に惑(まど)・う
闇夜のために道に迷う。転じて、心が乱れて、適切な判断ができなくなる。「恋の—・う」
八幡(やわた)の藪(やぶ)知(し)らず
《千葉県市川市八幡にあった竹藪は、一度入ると出口がわからなくなるといわれたところから》出口がわからないこと。また、迷うことのたとえ。八幡(やわた)知らず。