おい‐はらい【追(い)払い】
1 追い払うこと。「農作物を荒らす害獣の—に知恵を絞る」 2 江戸時代の刑罰の一。長崎で、市中・郷中から追放した刑。 [補説]「おいばらい」は別語。
おい‐はら・う【追(い)払う】
[動ワ五(ハ四)]じゃまなものを追い立てて、そこにいないようにする。おっぱらう。「ハエを—・う」「その一言が私の不安を—・った」
おい‐ばね【追(い)羽根】
二人以上で、一つの羽根を羽子板でつき合う正月の遊び。追い羽子(はご)。《季 新年》
おい‐ばら【追(い)腹】
家来が、死んだ主君のあとを追って切腹すること。供腹(ともばら)。「—を切る」⇔先腹(さきばら)。
おい‐ばらい【追(い)払い】
[名](スル)あとから追加として支払うこと。追加払い。「時効になった年金の—対象者」 [補説]「おいはらい」は別語。
おい‐ぼし【追(い)星】
コイ・サケなどの魚類の生殖期に、雄の頭部やひれに現れる多くの白い円錐(えんすい)形の小突起。
おい‐まくら◦れる【追い捲られる】
[連語]《動詞「おいまくる」の未然形+受身の助動詞「れる」》「追い捲る2」に同じ。「過密スケジュールに—◦れる」
おい‐まく・る【追い捲る】
[動ラ五(四)] 1 激しく追い立てる。徹底的に追い散らす。「どこまでも敵を—・る」 2 (多く「…に追いまくられる」の形で用いる)休む間もなくせきたてる。「仕事に—・られる」
おい‐まどわ・す【追ひ惑はす】
[動サ四] 1 追いかけているうちに相手を見失う。取り逃がす。「もし、また—・したらむ時と、危ふく思ひけり」〈源・玉鬘〉 2 しつこく追いかけまわして困らせる。「牛飼ひに—・されて」〈今昔・一・三四〉
おい‐まわし【追(い)回し】
1 おいまわすこと。 2 掃除や走り使いなど雑役をする人。召使い。「ベタリベタリと—が長き廊下を雑巾にて、押拭う音の」〈逍遥・当世書生気質〉 3 水域の四方に竹を立てて網を張っておき、その中で魚...