よしつね‐でんせつ【義経伝説】
源義経にまつわる英雄伝説。その生い立ちや、平家追討の際の戦略や行動、兄頼朝の不信からの逃避行、また、平泉で死んだのではなく、蝦夷地(えぞち)へ逃れ、さらに大陸に渡って成吉思汗(ジンギスカン)にな...
よしのしずか【吉野静】
謡曲。三番目物。観阿弥作。義経記に取材。源義経の吉野落ちの際、静御前は佐藤忠信と図り、追っ手の衆徒たちの前で法楽の舞をまい、その間に義経一行を逃す。
よしの‐の‐あんぐう【吉野行宮】
延元元年=建武3年(1336)から正平3年=貞和4年(1348)まで、吉野に逃れた後醍醐天皇の行宮。吉野宮(よしののみや)。
よせ‐あり【寄せ蟻】
梁(はり)や鴨居(かもい)をつるときに用いる仕口(しくち)。吊(つ)り束(づか)の下端に蟻枘(ありほぞ)を作り、梁や鴨居に蟻穴と逃げ穴を彫り、蟻枘を逃げ穴から差し込んで横に移動させ、蟻穴に収める...
よ‐にげ【夜逃げ】
[名](スル)夜の間にこっそり逃げて姿をくらますこと。「借金がかさんで—する」
よにげ‐や【夜逃げ屋】
俗に、夜逃げを斡旋する業者のこと。借金・暴力団・ストーカー・DVから避難するなどの理由で利用される。
よ‐ぬけ【夜脱け】
夜にまぎれてこっそり脱け出すこと。夜逃げ。「ひとりは—古しとて昼ぬけにして」〈浮・胸算用・三〉
らくえんのかげ【楽園の影】
《原題、(スペイン)Sombra del paraíso》アレイクサンドレの詩集。1944年刊。辛く厳しい現実から逃れて、死や苦しみのない美の楽園を希求する想いをうたう。
ラ‐クンブレシータ【La Cumbrecita】
アルゼンチン中部、コルドバ州の町。州都コルドバの南西約80キロメートルの山間に位置する。ドイツ系移民が多く、ドイツ風の街並みが見られる。第二次大戦後、ナチスの残党が逃げ隠れた地といわれる。コルド...
ラング【Fritz Lang】
[1890〜1976]ドイツの映画監督。「ドクトルマブゼ」「メトロポリス」などのヒット作を手がけ、ドイツを代表する映画監督となる。のち、ナチスから逃れて米国へ亡命し、ハリウッドで活躍。他の監督作...