しげく【繁く】
《形容詞「しげい」の連用形。副詞的に用いる》しきりに。しばしば。「—通う」
した‐どい【下問ひ/下聘ひ】
ひそかに女の所へ通うこと。「あしひきの山田を作り山高み下樋(したび)を走(わし)せ—に我が問ふ妹(いも)を」〈記・下・歌謡〉
しのび‐あみがさ【忍び編み笠】
遊里に通う者などが顔を隠すためにかぶった編み笠。しのびがさ。
しのび‐ずきん【忍び頭巾】
忍び歩きのときかぶる頭巾。特に、遊里に通うときかぶる頭巾。
しのび‐どころ【忍び所】
1 隠れすむ所。人目を忍んで通う所。「いといたく色めき給ひて、通ひ給ふ—多く」〈源・紅梅〉 2 懐かしく思い起こされる所。「ここら年経給へる御すみかの、いかでか—なくはあらむ」〈源・真木柱〉
しの・ぶ【忍ぶ】
《上代は上二段活用。平安時代になって「偲(しの)ぶ」と混同し、四段にも活用》 [動バ五(四)] 1 つらいことをがまんする。じっとこらえる。耐える。「恥を—・んで申し上げます」「不便を—・ぶ」...
しゃく【笏】
束帯着用の際、右手に持つ細長い板。もとは備忘のため笏紙(しゃくし)をはるためのものであったが、のちにはもっぱら威儀を整える具となった。木や象牙で作る。さく。こつ。 [補説]「笏」の字音「コツ」が...
しゅうがくえんじょ‐せいど【就学援助制度】
公立の小中学校に通う児童・生徒で経済的理由から就学費用を負担できない者に、給食費・学用品費・修学旅行費などを援助する制度。学校教育法(第19条)に基づく。生活保護家庭のほか、市町村が独自に基準を...
じゅく【塾】
1 年少者に学問・技芸を教える私設の小規模な学舎。「—に通う」「珠算—」 2 勉学する生徒の寄宿舎。
じゅく‐べん【塾弁】
学習塾に通う子供が、主に夕食として持参する弁当。