つう‐ぎょう【通暁】
[名](スル) 1 夜を通じて明け方に至ること。夜どおし。徹夜。「—の勤行(ごんぎょう)」 2 ある物事についてたいへん詳しく知っていること。精通。「英文学に—している」
つう‐くつ【通屈】
1 相談すること。話をつけること。かけあい。「惣兵衛と—いたし、茨木屋をば私請合ひ」〈浄・淀鯉〉 2 連絡を取り合うこと。共謀すること。「今夜の手番(てつが)ひ—は、私が配偶(つれあひ)太夫殿の...
つう‐けい【通経】
月経を起こさせること。
つう‐けい【通計】
[名](スル)部分部分を全部合わせて計算すること。総計。「年間の売り上げを—する」
つうけい‐ざい【通経剤】
通経のための薬。ふつうは子宮の収縮を促す植物性下剤が用いられる。催経剤。
つう‐けん【通券】
通行を許可する証明書。通行券。通行手形。
つう‐けん【通肩】
僧の袈裟(けさ)の着方で、両肩をおおって着ること。
つう‐げ【通計】
《「つうけ」とも》知れ渡ること。広く知られること。多く「国内通計」の形で用いられる。つうけい。「隠す隠すと私語(ささや)きけれども、国内—の事なれば」〈盛衰記・一三〉
つう‐げん【通言】
1 世間一般に行われている言葉。とおりことば。通語。 2 遊里など、特定の土地・社会で使われている言葉。通語。つうごん。
つうげんそうまがき【通言総籬】
江戸後期の洒落本。1冊。山東京伝作。天明7年(1787)刊。黄表紙「江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)」の続編の体裁で、新吉原の大籬(おおまがき)での通(つう)のあり方を細密・巧妙に描く。