おうさか‐やま【逢坂山】
大津市と京都市との境にある山。標高325メートル。古来、交通の要地。下を東海道本線のトンネルが通る。関山。[歌枕]「吾妹子に—を越えて来て泣きつつ居れど逢ふよしも無し」〈万・三七六二〉
おう‐せ【逢瀬】
会う時。特に、愛し合う男女がひそかに会う機会。「たまさかの—を楽しむ」
逢(お)うた時(とき)に笠(かさ)を脱(ぬ)げ
《知人に出会ったら、すぐ笠をとってあいさつをせよ、の意から》よい機会は逃さず利用せよということ。
おうま‐が‐とき【逢う魔が時】
⇒大禍時(おおまがとき)
おうま‐どき【逢う魔時】
⇒大禍時(おおまがとき)
ほう【逢】
[人名用漢字] [音]ホウ(漢) [訓]あう 思いがけず出会う。「逢着/遭逢」 [難読]逢瀬(おうせ)
ほうしゅんもん【逢春門】
寺内大吉の処女小説。昭和30年(1955)第47回サンデー毎日大衆文芸賞。
ほう‐ちゃく【逢着】
[名](スル)出あうこと。出くわすこと。行きあたること。「難問に—する」