こきゅう‐うんどう【呼吸運動】
動物が外呼吸を営むための運動。ヒトの肺呼吸では肋間筋(ろっかんきん)による胸郭の運動と横隔膜の収縮・弛緩(しかん)による運動とが行われる。
こくみんせいしんそうどういん‐うんどう【国民精神総動員運動】
日中戦争開始後、第一次近衛内閣が戦争協力体制をつくるために起こした運動。挙国一致・尽忠報国などのスローガンを掲げて、戦時下の国民教化の運動を推進した。
こっかいかいせつ‐せいがんうんどう【国会開設請願運動】
明治政府に対する国会開設要求運動。明治7年(1874)民撰議院設立建白書の提出に始まり、愛国社の再興から拡大し、同13年には国会開設請願書を政府に提出、最高潮に達した。同14年に政府は10年後の...
こゆう‐うんどう【固有運動】
恒星自身の空間運動による位置変化。ふつう天球上を1年間に動いた角度で表し、単位は秒を用いる。最大はバーナード星の10.3秒であるが、1秒を超す星はまれ。
ごけん‐うんどう【護憲運動】
大正期、当時の藩閥・官僚政府を打倒して政党内閣をつくろうとした政治運動。大正元年(1912)長州閥で陸軍の長老桂太郎が組閣したため、政党・新聞記者などが中心となって起こした第一次護憲運動と、大正...
ごし‐うんどう【五・四運動】
1919年5月4日、北京(ペキン)で起こった反帝国主義運動。第一次大戦後のパリ講和会議で、山東半島の利権返還などの中国の要求が通らず、また、日本の対華二十一箇条要求に対する反発から、学生デモを契...
サイクロトロン‐うんどう【サイクロトロン運動】
一様な磁場のもと、荷電粒子が磁場からローレンツ力を受けて起こす円運動。
さいさ‐うんどう【歳差運動】
1 地球の自転軸が、黄道面に垂直な線のまわりを、周期約2万5800年で首振り運動をすること。地球の赤道面が黄道面に対して約23.4度傾いているのと、地球の赤道部が膨れているため、月・太陽から自転...
さいぼう‐うんどう【細胞運動】
細胞の示す運動の総称。アメーバ運動、繊毛運動、鞭毛(べんもう)運動、原形質流動や、平滑筋・横紋筋の収縮運動など。
さんいち‐どくりつうんどう【三・一独立運動】
1919年3月1日、ソウルで日本支配からの解放を望む朝鮮民族が起こした反日独立運動。独立宣言を発し、朝鮮独立万歳を叫ぶ示威運動は全国各地に波及したが、日本の軍・警察は武力でこれを鎮圧した。万歳事...