しちはふのやしき【七破風の屋敷】
《原題The House of the Seven Gables》ホーソンの長編小説。1851年刊。のろわれた家系の運命を描くゴシック小説。別邦題「七破風の家」。
しちゅう‐すいめい【四柱推命】
占いの一。生まれた年・月・日・時を四つの柱としてその人の運命を占うもの。中国で宋代に大成されたといわれる。
死命(しめい)を制(せい)・する
相手の運命を左右するような急所を押さえる。「敵国の—・する」
しゅう‐こ【終古】
歳月のきわまりないこと。長い年月。永遠。「運命は一重の壁に思う人を—に隔てると共に」〈漱石・虞美人草〉
しゅう‐ぜん【愁然】
[ト・タル][文][形動タリ]うれいに沈むさま。「西に傾く日影を—と見送って苦悩に堪えぬ様であったが」〈独歩・運命論者〉
しゅく‐うん【宿運】
前世から定まっている運命。宿命。
しゅく‐はつ【祝髪】
[名](スル)《「祝」は短く切る意》髪を切り落とすこと。出家したしるしに頭髪をそること。剃髪(ていはつ)。「程済(ていせい)即ち御意に従いて—しまいらす」〈露伴・運命〉
しゅく‐めい【宿命】
生まれる前の世から定まっている人間の運命。宿運。しゅくみょう。「海に生きる—にある」「つらい—を負う」 [補説]書名別項。→宿命
しゅくめい‐ろん【宿命論】
⇒運命論
しゅぜんじものがたり【修禅寺物語】
岡本綺堂の戯曲。一幕三場。明治44年(1911)発表、同年初演。源頼家の命で作った面に、頼家の運命を暗示する死相が現れた話を通して、伊豆の面(おもて)作り師夜叉王(やしゃおう)の名人気質を描く。