ふかいかわ【深い河】
田久保英夫の短編小説。昭和44年(1969)発表。同年、第61回芥川賞受賞。朝鮮戦争が行われた時代に、米軍キャンプで働く学生アルバイトの苦悩を描く。
遠藤周作の長編小説。平成5年(1993)...
ふか‐ざれ【深戯れ】
度を越えたたわむれ。「時の座興の—も、過去の悪世の縁ならめ」〈浄・鑓の権三〉
ふくげん‐ポイント【復元ポイント】
ウインドウズ系のパソコンのオペレーティングシステムに何らかの不具合が生じた際、システムの復元によって戻される過去の状態。パソコンが正常な状態のときに、あらかじめ作成しておく必要がある。リカバリー...
ふっこ‐しゅぎ【復古主義】
過去の体制・状態を正統であるとし、そこに戻ろうとする考え方。
ふ‐の‐いさん【負の遺産】
1 相続される遺産に含まれる負債。企業などで、過去の取り決めや事件などによって現在に生じている負担。→レガシーコスト 2 比喩的に、次世代に押しつけられる未解決の問題。前任者が責任を果たさなかっ...
フラッシュバック【flashback】
1 映画・テレビで、瞬間的な画面転換を繰り返す手法。登場人物の激しい心理や緊張した場面などを表現する。 2 過去の出来事がはっきりと思い出されること。逆行再現。→ピー‐ティー‐エス‐ディー(PT...
ふり・す【旧りす/古りす】
[動サ変]過去のものとなる。古くなる。多く、下に打消しの語を伴って用いる。「心もて草の宿りをいとへどもなほ鈴虫の声ぞ—・せぬ」〈源・鈴虫〉
ふん‐ざつ【紛雑】
[名・形動]ごたごたと入りまじり乱れていること。また、そのさま。混雑。「多端—の過去は眼の前に横わり」〈高村・秋の祈〉
ぶん‐し【分詞】
《participle》ヨーロッパ諸語などの文法で、動詞が語形変化して形容詞的に用いられるもの。現在分詞・過去分詞などがある。
ぶん‐みょう【分明】
[名・形動]《「ふんみょう」とも》「ぶんめい(分明)1」に同じ。「三千代の過去を—に認めた」〈漱石・それから〉