のうりょくこうちく‐しえん【能力構築支援】
組織や社会がその目標を達成するために必要な能力を構築する過程を他者が支援すること。特に、自衛隊が、人道支援、災害救助、地雷・不発弾処理などの分野で他国の能力構築を支援すること。キャパシティービル...
のがも【野鴨】
《原題、(ノルウェー)Vildanden》イプセンの戯曲。5幕。1884年作。写真師ヤルマル一家の平和な生活が、妻の過去が露見したことから崩壊していく過程を象徴的に描いた悲劇。
のっぺらぼうとてるてるぼうず【「のっぺら坊」と「てるてる坊主」】
国語学者、辞書編纂者の松井栄一によるエッセー。副題「現代日本語の意外な事実」。現代日本語の語形や表記などの、明治時代以降の変化の過程を用例とともに紹介する。平成16年(2004)刊行。
ハイテク‐おせん【ハイテク汚染】
マイクロエレクトロニクス・バイオテクノロジーなど時代の先端技術産業が生み出す環境汚染。集積回路を作る過程で洗浄に使う有機塩素系溶剤による地下水汚染など。
はいプラスチック‐るい【廃プラスチック類】
プラスチック製品と、その製造過程で生じたプラスチックかす、合成ゴムからなるタイヤなどの廃棄物のこと。年々量が増え、再利用が重要な課題となっている。廃プラ類。
はい‐よう【胚葉】
多細胞動物の発生過程で、嚢胚(のうはい)期以降に形成される細胞層。外胚葉・内胚葉・中胚葉に分けられ、それぞれ特定の器官へと分化する。
はこにわ‐りょうほう【箱庭療法】
心理療法の技法の一つ。セラピストが砂を入れた箱と玩具(がんぐ)を用意して、患者に箱庭作品を作らせる。作品を作る過程や完成した作品から患者の深層心理を読み取り、治療に役立てる。
はっせいてき‐ていぎ【発生的定義】
定義の方法の一。定義されるものの発生・形成・成立の過程や条件を示して定義するもの。例えば、「種子とは、高等植物において受精後、胚珠(はいしゅ)が発達して形成されるもの」と定義する類。→分析的定義
はは【母】
《原題、(ロシア)Mat'》ゴーリキーの長編小説。1907年刊。労働運動を繰り広げる息子とその友人の影響を受けた母親が、階級意識に目覚めて革命運動に加わっていく過程を描く。
はやし‐フェーズ【林フェーズ】
《「林フェイズ」とも》誕生直後の原始星で、表面温度が一定のまま光度が減少する過程。主系列星に進化する前段階にあたる。昭和36年(1961)、宇宙物理学者林忠四郎が理論的考察からその存在を見出した。