オートファゴソーム【autophagosome】
細胞が、自己の細胞質成分を分解するオートファジーと呼ばれる過程で形成される袋状の構造。細胞小器官やたんぱく質などを囲い込んだ後、リソソームと融合することで内容物を消化する。
か【過】
[音]カ(クヮ)(呉)(漢) [訓]すぎる すごす あやまつ あやまち よぎる [学習漢字]5年 1 通りすぎる。「過客・過程・過渡/一過・経過・通過・濾過(ろか)」 2 時間がたつ。すぎ去る。...
かいしつ‐アスファルト【改質アスファルト】
石油の精製過程でできるストレートアスファルトに熱可塑性樹脂や天然アスファルトを混ぜたり、空気を吹き込んで酸化させたりして性状を変化させたアスファルト。
かい‐てい【階梯】
《本来は「はしごだん」の意》 1 学問・芸術などの手ほどき。また、それを説いた書物。入門書。「英語—」 2 学問・芸術などを学ぶ段階。また、物事の発展の過程。「低いレベルから、さらに公正な—に一...
かい‐どう【街道】
1 中央と地方、また町と町とを結ぶ、行政上、交通上の主要な道路。「日光—」 2 (比喩的に)大きな目標や目的に向かって歩む道筋・過程。「優勝—を突き進む」「出世—をひた走る」
かいりょく‐せき【海緑石】
雲母類の一種。ふつう泥岩や砂岩の中に青緑色の微粒として存在する。単斜晶系。続成作用の過程ででき、浅海性の堆積岩(たいせきがん)にのみ存在。イオン交換剤として硬水の軟化に用いられ、カリウムの原料に...
かがくきそう‐せいちょうほう【化学気相成長法】
原料を含む混合ガスを加熱した基板の上に流し、熱分解などの化学反応によって表面に結晶や非晶質の薄膜を蒸着させる方法。半導体素子の製造過程において、絶縁体や金属などの薄膜を形成するのに欠くことのでき...
かがく‐しんか【化学進化】
地球上で生命が出現するまでの物質の進化。原始大気中のメタン・アンモニア・水素などから、放電などによってアミノ酸・糖などの有機化合物が生成され、それらが結合してたんぱく質・核酸などになり、原始細胞...
かがく‐はんのう【化学反応】
1 物質を構成する原子間で組み替えが起こって変化する過程。 2 (比喩的に)複数のものが組み合わされて、予想しなかった効果の生じること。「バレエと歌舞伎の競演によって新たな—が生じる」
かぎゃく‐きかん【可逆機関】
全過程が可逆変化からなる想像上の熱機関。カルノーサイクルの類。