す・ぎる【過ぎる】
[動ガ上一][文]す・ぐ[ガ上二] 1 ある場所を通り越す。通過する。通りすぎる。「列車は京都駅を—・ぎた」「優勝パレードが—・ぎて行った」「嵐が—・ぎる」 2 時間が経過する。時がたつ。時が移...
す・ぐ【過ぐ】
[動ガ上二]「すぎる」の文語形。
すぐ・す【過ぐす】
[動サ四]「す(過)ごす」に同じ。
すぐ‐せ【過ぐ世】
「すくせ(宿世)」に同じ。「—の夢をここに繰り返すようなもので」〈鏡花・湯島詣〉
すぐ・る【過ぐる】
[動ラ四]《上二段動詞「すぐ」を四段に活用させたもの》通り過ぎる。「橘のほつ枝(え)を—・りこの川の下にも長く汝が心待て」〈万・三三〇九〉
すぐる【過ぐる】
[連体]《動詞「すぐ」の連体形から》過ぎ去った。去る。「—三月の末」
すご・す【過ごす】
[動サ五(四)]《「すぐす」の音変化》 1 何かをして時間を費やす。「休日は子供と遊んで—・した」 2 月日を送る。暮らす。「その後は、いかがお—・しですか」 3 そのままの状態にしておく。「お...
そ・す【過す】
[動サ四]動詞の連用形に付いて、その動作を度を過ごして熱心にする意を表す。しきりに…する。…しすぎる。「祝ひ—・しつと思ふ」〈かげろふ・中〉
よぎ・る【過る】
[動ラ五(四)] 1 前を横切る。通りすぎる。「目の前を黒い影が—・る」「不安が心を—・る」「思い出が一瞬頭を—・る」 2 途中で立ち寄る。「—・りおはしましけるよし、ただいまなむ人申すに」〈源...