くち‐ぬき【口抜き】
瓶の栓を開ける道具。栓抜き。
くまさか‐がい【熊坂貝】
クマサカガイ科の巻き貝。貝殻は平たい円錐形で、殻径8センチくらい。非常に薄く、殻の上に他の貝殻や石などを固着させている。名はこれを熊坂長範が七つ道具を背負っているのに見立てたもの。房総半島以南の...
くま‐で【熊手】
1 長い柄の先に、竹製の、熊の手のように曲がったつめ状のものを扇形につけた道具。落ち葉や穀物などをかき集めるのに用いる。くまでぼうき。 2 1に宝船・大判・小判・千両箱・おかめの面などを飾りつけ...
クリップ【clip】
1 物の端を挟んで留める、小形の金具。紙挟みや万年筆のキャップについている留め金など。 2 毛髪を巻きつけウエーブをつけるために使う道具。「ヘア—」
クリーナー【cleaner】
1 電気掃除機。 2 汚れを落とす薬品や道具。「ウインドー—」「レコード—」 3 エアクリーナーのこと。
く・る【刳る】
[動ラ五(四)]道具を使って、物の内部や内側に穴をあける。えぐる。くりぬく。「—・って仕上げた木工容器」「襟を大きく—・ったドレス」 [可能]くれる
くろうど【蔵人】
《「くらひと」の音変化》 1 蔵人所(くろうどどころ)の職員。もと皇室の文書や道具類を管理する役であったが、蔵人所が設置されて以後は、朝廷の機密文書の保管や詔勅の伝達、宮中の行事・事務のすべてに...
くろ‐だな【黒棚】
黒漆で全体を塗った三段または四段の棚。女子が手回りの道具を載せたりするもの。室町時代以後、婚礼道具となった。くろみだな。
くろ‐まく【黒幕】
1 黒い色の幕。特に、歌舞伎で、場面の変わり目に舞台を隠したり、道具の奥に掛けて背景代わりにしたりする黒木綿の幕。 2 表面には出ないで、指図をしたり、はかりごとをめぐらしたりする者。「政界の—」
くんだいかんそうちょうき【君台観左右帳記】
室町時代に能阿弥が著し、相阿弥が大成したとされる秘伝書。中国の画家に関することや、書院の座敷飾りの方式・諸道具について記す。