はい‐おさえ【灰押(さ)え】
香炉・火鉢などの灰をならしたり、押さえたりするための道具。灰かき。灰ならし。灰押し。
はい‐ならし【灰均し】
火鉢などの灰をかきならすのに用いる金属製の道具。灰おさえ。灰かき。
はい‐ばん【杯盤/盃盤】
杯と皿鉢。酒席の道具。「勝手からかねて用意してあった—を」〈鴎外・阿部一族〉
はい‐ふるい【灰篩】
灰にまじっているものを、ふるって除くための金網を張った道具。
はえ‐たたき【蠅叩き】
ハエをたたいて殺す道具。はえ打ち。はいたたき。《季 夏》「—はなさぬ老となりにけり/万太郎」
はえ‐とり【蠅取り】
1 ハエを取ること。また、ハエを取る道具。蠅取り器・蠅取り紙・蠅たたきなど。はいとり。 2 「蠅取蜘蛛(はえとりぐも)」の略。
はかり【秤】
《「計り」と同語源》物の重さをはかる道具。天秤(てんびん)・ぜんまい秤など。
はかり【計り/量り】
1 道具を用いて、物の長さ・量・重さなどをはかること。また、その結果。「—をごまかす」 2 目当て。めど。「いづこを—とも覚えざりければ、かへり入りて」〈伊勢・二一〉 3 限度。あるかぎり。…の...
はき‐こみ【掃(き)込み】
茶席で、客の前で炭をついだのち、羽箒(はぼうき)で道具や畳を掃くこと。
はけ【刷毛/刷子】
1 柄の台に獣毛などを束ねそろえて植え込んだ道具。塗料や液体を塗ったり、粉・ほこりなどを払ったりするのに用いる。 2 「刷毛先(はけさき)2」に同じ。「とかくに—が横っちょへ曲がってならぬ」〈滑...