ひ‐かき【火掻き】
1 かまど・炉などの火をかき出したり、かき立てたりすること。また、その道具。「—棒」 2 十能(じゅうのう)。
ひき‐かえし【引(き)返し】
1 もとへ戻ること。 2 女性の和服の仕立てで、表と同じ布地を裾回しに用いること。また、その仕立て。ひっかえし。 3 《「引き返し幕」の略》歌舞伎で、一連の場面なのに、道具などの都合で続けられな...
ひきずり‐もち【引き摺り餅】
賃餅の一。数人が一組みになり、餅つきの道具を持ち歩き、注文のある家に行って餅をつくこと。また、その餅。
ひき‐だい【引(き)台】
歌舞伎の大道具の一。車のついた台で、俳優を乗せて舞台へ出入りさせる。
ひき‐どうぐ【引(き)道具】
歌舞伎で、屋台や張り物などの大道具の下に車をつけ、前後・左右または斜めに移動させて舞台の情景を変える装置。
ひ‐きり【火鑽り/火切り/燧】
乾燥したヒノキなどの木口に棒をあて、激しくもんで火を出すこと。また、その道具。
ひき‐わり【引(き)割(り)】
歌舞伎の舞台転換法の一。大道具を二つに分けて左右に引き入れ、次の場面の背景を出すこと。
ひげ‐そり【髭剃り】
ひげをそること。また、そのための道具。
ひしゃく【柄杓/杓】
《「ひさご(瓠)」の音変化。漢字は当て字》湯や水などをくむ道具。竹・木・金属などで作った筒または椀(わん)状の容器に柄をつけたもの。ひさく。
ひっかき‐まわ・す【引っ掻き回す】
[動サ五(四)] 1 乱暴にかきまわす。「道具箱の中を—・す」 2 かってに振る舞って秩序を乱す。混乱させる。「会議を一人で—・す」