血道(ちみち)を上(あ)・げる
色恋や道楽などに分別を失うほど熱中する。のぼせあがる。「ゴルフに—・げる」
つう【通】
[名・形動] 1 ある領域の趣味・道楽について精通していること。特に花柳界の内情に詳しいこと。また、その人や、そのさま。「芝居の—だ」「相撲—」 2 人情に通じ、人柄がさばけていること。特に、...
ディレッタンティズム【dilettantism】
芸術や学問を趣味や道楽として愛好すること。
どら
怠惰。道楽(どうらく)。放蕩(ほうとう)。また、その人。現在では、多く「どら息子」「どら猫」など、接頭語的に用いる。「今の—がそれほどな身上を受け取って」〈滑・浮世風呂・前〉
どら‐むすこ【どら息子】
怠け者で、素行の悪い息子。道楽息子。放蕩(ほうとう)息子。
どら‐もの【どら者】
道楽者。放蕩(ほうとう)者。「何うして何うして為方の無(ね)え—だった」〈真山・南小泉村〉
どらを打(う)・つ
道楽をする。放蕩(ほうとう)して財産を使い果たす。「傾城集めてどら打たるるを」〈浄・浪花鑑〉 [補説]「金尽く」を「鉦(かね)を撞(つ)く」にもじり、さらに「銅鑼(どら)を打つ」とかけたしゃれという。
なれ‐の‐はて【成れの果て】
落ちぶれはてた姿。「道楽者の—」
にない‐しょうこ【担鉦鼓】
雅楽で用いる鉦鼓の一。道楽(みちがく)のとき、二人で担って歩きながら打つもの。
にない‐だいこ【担太鼓】
雅楽で用いる楽太鼓の一。道楽(みちがく)のとき二人で担って歩きながら打ち鳴らすもの。