つい‐の‐みち【終の道】
人が最後に通る道。死出(しで)の道。「—きのふは過ぎぬ今日も又よもと思ふぞはかなかりける」〈続古今・哀傷〉
つかい‐みち【使い道/使い途】
1 使う方法。使い方。「金の—を考える」 2 使う目的に応じたそれぞれの方面。用途。使い所。「—が広い道具」
つき‐ちょうだえんきょくきどう【月長楕円極軌道】
月を周回する探査機などがとる軌道の一つ。公転面を地球に向け、月の両極上空を通るハロー軌道の一種であり、両極のいずれか一方の方向に長い楕円軌道を描く。重力的に安定しており、軌道投入・維持のための燃...
つき‐ていきどう【月低軌道】
月を周回する探査機などがとる軌道の一つ。月面から約100キロメートル未満の高度をめぐる円軌道で、月の重力の影響による不安定性があるため、軌道保持のためのスラスター制御を必要とする。軌道周期は約2...
つくば‐の‐みち【筑波の道】
連歌の異称。日本武尊(やまとたけるのみこと)が筑波を過ぎて甲斐国の酒折(さかおり)の宮に着いたとき、「新治(にひばり)筑波を過ぎて幾夜か寝つる」と歌ったのに対し、火ともしの翁(おきな)が「かがな...
つくり‐みち【作り道】
新しくつくった道。新道。「廻廊あり、楼門あり、—十余町見くだしたり」〈平家・八〉
つた‐の‐ほそみち【蔦の細道】
ツタがおい茂って細くなっている道。特に、静岡市駿河区丸子(まりこ)と藤枝市岡部町岡部との間の、宇津ノ谷(うつのや)峠の道をさす。伊勢物語中の「宇津の山にいたりて、わが入らむとする道は、いと暗う細...
つちみかど‐しんとう【土御門神道】
近世神道の一派。江戸初期、土御門泰福(やすとみ)が垂加(すいか)神道説を説く山崎闇斎(やまざきあんさい)の教えを受けてその理論を体系づけて唱え始め、その門人安井算哲が大成。中世から陰陽道を管轄し...
つわもの‐の‐みち【兵の道】
戦いのしかた。兵法(ひょうほう)。また、武道。「なほ—は、日の本(もと)の人にはあたるべくもあらず」〈宇治拾遺・一二〉
ツンドラ‐きどう【ツンドラ軌道】
人工衛星を高緯度地域で利用するための同期軌道の一つ。国土が高緯度にあるため、赤道上の静止軌道は利用しづらい旧ソ連で考案された。1恒星日(約23時間56分)周期で離心率が1に近い長楕円の軌道をとり...