さんきん‐こうたい【参勤交代】
江戸幕府が諸大名を定期的に江戸に参勤させた制度。寛永12年(1635)制度化され、1年おきの在府・在国を原則とした。このため全国の交通は発達したが、大名は巨額の出費を余儀なくされ、その妻子は幕府...
さんぎょう‐くみあい【産業組合】
明治33年(1900)産業組合法によって設立された協同組合。信用・販売・購買・利用の4種があり、資力の弱い中小生産者・農民の保護と救済を目的とし、特に農村で発達した。第二次大戦後は各種の協同組合...
さんぎょう‐しきん【産業資金】
企業の生産・販売などの活動に必要な資金。調達源から自己資金と外部資金、使途からは設備資金と運転資金とに分けられる。
さんご‐かい【珊瑚海】
《Coral Sea》南西太平洋の一部、オーストラリア・ニューギニア・ソロモン諸島・ニューカレドニアなどによって囲まれる海域。珊瑚礁が発達し、グレートバリアリーフ(大堡礁(だいほしょう))は有名...
さんしょう‐うお【山椒魚】
有尾目のサンショウウオ科・アンビストマ科・プレソドン科両生類の総称。約280種が知られる。成体にも発達した尾があり、四肢が発達。肺および皮膚で呼吸するが、肺を欠くものもある。ほとんど陸生で、止水...
さんしん‐せいど【参審制度】
市民が、裁判官とともに合議体を構成して裁判に関与する制度。主にドイツで、陪審制度の補充または代用として発達。日本では、一般の国民が裁判に参加する制度として、平成21年(2009)から裁判員制度が...
サンジカリスム【(フランス)syndicalisme】
政党活動や議会主義を排し、ゼネストなど労働組合の直接行動によって社会革命を達成しようとする立場・思想。19世紀末から20世紀初めにかけて、フランス・スペインなどで盛んだった。急進的労働組合主義。...
さんじげんナンドがた‐フラッシュメモリー【三次元NAND型フラッシュメモリー】
記憶素子を立体的に積層することで集積度を大幅に高めたNAND型フラッシュメモリー。3D-NANDフラッシュメモリー。三次元フラッシュメモリー。三次元メモリー。 [補説]水平方向の微細化は、隣接す...
さんじゅう‐とが【三獣渡河】
仏語。「優婆塞(うばそく)戒経」に説く語。三乗の修行に深浅があることを兎(うさぎ)・馬・象が川を渡るさまにたとえたもの。声聞乗(しょうもんじょう)は兎が水に浮いて水底に届かないように、縁覚乗(え...
さん‐すう【算数】
1 数をかぞえること。計算すること。また、その結果得られた数。「或る冀望の点に達す可きやの—を得ること難からず」〈福沢・福翁百話〉 2 小学校の教科の一。初歩の数学。数量や図形について基礎的知識...