くろ‐さい【黒犀】
サイ科の哺乳類。アフリカにすむ二角サイの一種。体長3.75メートル、体高1.5メートルに達する。体色は灰褐色ないし灰色で、名はシロサイに対してつけられたもの。口先がとがり、主にマメ科植物を食べる。
くろ‐すずめばち【黒雀蜂】
スズメバチ科の昆虫。スズメバチの中では小形で、黒色の地に白色の横縞がある。地中に直径20センチにも達する球形の巣を作る。長野県などでは幼虫を「蜂の子」と呼んで食用にする。すがれ。すがり。じばち。...
クロス‐メディア【cross media】
一つの情報を、複数の異なる種類の媒体を横断的に利用して伝達すること。場所や状況に応じて、最適な媒体を選んで情報にアクセスすることができるなどの利点がある。
くろ‐つぐ【桄榔/桄榔子】
ヤシ科の常緑低木。南九州の山中に自生。茎はなく、根生する葉は線形の小葉からなる羽状複葉で、長さ2〜3メートルに達する。東南アジアの原産。つぐのき。
くろづか【黒塚】
福島県二本松市、阿武隈川東岸、安達(あだち)ヶ原の古跡。鬼女伝説がある。 謡曲。五番目物。観世流では「安達ヶ原」。奥州安達ヶ原にすむ鬼女の家に山伏が投宿し、襲われるが祈り伏せる。 歌舞伎舞...
クローン‐ぶんかざい【クローン文化財】
高精度・同質感を追求して再現した文化財の複製品。精緻な模写や3Dプリンターなどを用いて、従来のレプリカを超えた精度に達した。東京芸術大学が開発し特許を取得。
くわがた‐むし【鍬形虫】
甲虫目クワガタムシ科の昆虫の総称。体はやや平たくて長く、雄は頭の先に大形のあごを突き出し、兜(かぶと)の鍬形に似る。雌は小形で、あごも発達しない。夜、クヌギなどの樹液に集まる。幼虫は朽ち木や腐植...
くわぞめ‐たび【桑染(め)足袋】
薄黄色に染めた木綿足袋。貞享・元禄(1684〜1704)ごろ、主に伊達者(だてしゃ)が用いた。
くん‐れい【訓令】
[名](スル)上級官庁が下級官庁に対して、権限の行使を指揮するために命令を発すること。また、その命令。→通達
くんれいしき‐ローマじつづりかた【訓令式ローマ字綴り方】
日本語をローマ字でつづる方式の一種。標準式と日本式とを折衷したもの。昭和12年(1937)内閣訓令として示達。昭和29年(1954)廃止され、内閣告示によって訓令式新表が定められた。第一表と第二...