おおだいやまもと‐いせき【大平山元遺跡】
津軽半島北部、外ヶ浜(そとがはま)町にある縄文時代草創期の遺跡。日本最古とされる土器片をはじめ、石器・石鏃(せきぞく)が出土。令和3年(2021)「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとして世界遺...
おおふね‐いせき【大船遺跡】
北海道函館市にある縄文時代中期の遺跡。100基以上の竪穴住居跡および穴の遺構群が確認されている。出土された遺物には、クジラやオットセイなどの海獣骨が比較的多い。令和3年(2021)「北海道・北東...
おおみね‐おくがけみち【大峰奥駈道】
奈良県の吉野山と和歌山県の熊野三山を結ぶ道。修験者の修行道。熊野古道の中でも険しい道として知られる。靡(なびき)と呼ばれる75か所の修行場が設けてあり、ここを順に修行して歩く。熊野本宮大社の本宮...
おおみねさん‐じ【大峰山寺】
奈良県吉野郡天川村にある寺院。のちに修験道の開祖となった役(えん)の行者(ぎょうじゃ)が修行をし、開いたとされる霊場。本堂は江戸時代の元禄4年(1691)に再建されたもので、国の重要文化財。蔵王...
おおゆ‐かんじょうれっせき【大湯環状列石】
秋田県北東部、鹿角(かづの)市にある縄文時代後期の遺跡。中心には万座(まんざ)・野中堂(のなかどう)の二つの環状列石(ストーンサークル)があり、そのまわりには多くの貯蔵穴や柱穴などが発見され、土...
オカバンゴ‐デルタ【Okavango Delta】
アフリカ南部、ボツワナ北西部の盆地に広がる湿地。乾燥したカラハリ砂漠にオカバンゴ川が流れ込み、世界最大の内陸デルタを形成している。面積約1万6000平方キロメートル。野生動物にとって貴重な水場と...
オカピ‐やせいせいぶつほごく【オカピ野生生物保護区】
コンゴ民主共和国北東部、エプル川沿岸の森林地帯にある野生生物保護区。珍獣といわれるオカピの生息地で、1996年に世界遺産(自然遺産)に登録されたが、森林破壊や密猟などを理由に、1997年、危機遺...
おがさわら‐しょとう【小笠原諸島】
東京都のほぼ南南東の太平洋上にある諸島。聟島(むこじま)・父島・母島・硫黄島の各列島と、西之島・沖ノ鳥島・南鳥島などの島々からなる。文禄2年(1593)小笠原貞頼の発見といわれ、明治9年(187...
おき‐の‐しま【沖ノ島/沖島/沖の島】
(沖ノ島)福岡県北端、玄界灘(げんかいなだ)にある小島。宗像(むなかた)市に属する。面積0.7平方キロメートル。宗像大社の沖津宮(おきつみや)がある。古代の文化財が豊富で「海の正倉院」といわれ...
おきのしま‐いせき【沖ノ島遺跡】
福岡県の沖ノ島にある遺跡。海上交通に関する国家的祭祀の場であったらしく、鏡・玉・石製模造品など豊富な遺物の中には、朝鮮・中国・ペルシアから渡来したものも含む。 [補説]沖ノ島は、平成29年(20...