マクリームーア‐りっせき【マクリームーア立石】
《Machrie Moor Standing Stones》英国スコットランド南西部、アラン島にある先史時代の巨石遺跡群。大小六つの立石、環状列石、石塚がある。マッフレームーア立石。
マグルマハー‐ビハーラ【Magul Maha Vihara】
スリランカ南東部の村ラフガラにある遺跡。ポットゥビルの西約6キロメートル、ラフガラ自然保護区の南縁に位置する。6世紀頃、シンハラ王朝のダートゥセーナ王が築いた宮殿や仏塔などが残っている。
マサダ【Masada】
イスラエル東部、死海西岸にある遺跡。標高約390メートルの切り立った岩山の上に位置する。紀元前2世紀に要塞が築かれ、のちにヘロデ王が改築して離宮を置いた。城壁の内部には宮殿、浴場、武器庫、現存す...
マタイバ‐かんしょう【マタイバ環礁】
《Mataiva》南太平洋、フランス領ポリネシア、トゥアモトゥ諸島に属する環礁。タヒチ島の北東約350キロメートルに位置する。中心地は北西部のパフア。コプラを産する。南東部に、マラエとよばれる古...
マダイン‐サーレ【Mada'in Saleh】
サウジアラビア北西部にある古代都市の遺跡。遊牧民のナバテア人によって建設され、紀元前1世紀から紀元後1世紀にかけて栄えた。古代ローマに征服され、交易の要地としての役割を失い、廃墟になったと考えら...
マチュ‐ピチュ【Machu Picchu】
ペルー南部、クスコ県にあるインカ帝国の都市遺跡。標高約2400メートルにあり、周囲を断崖や急峻(きゅうしゅん)な山で囲まれていたため、スペイン人による破壊を免れた。インカの建築様式や都市構造を知...
マドレーヌ‐ぶんか【マドレーヌ文化】
ヨーロッパ後期旧石器時代最後の文化。フランス、ドルドーニュ地方のマドレーヌ(Madeleine)岩陰遺跡にちなんで命名。主としてフランス・スペインに分布し、ラスコーやアルタミラなどの洞窟壁画が有名。
マヌーハ‐じいん【マヌーハ寺院】
《Manuha Temple》ミャンマー中部の都市遺跡バガンの南郊のミンカバー村にある仏教寺院。11世紀半ば、パガン朝を創始した初代王アノーラータに捕えられたモン族の王マヌーハが、幽閉ののちに建...
マハベロナ【Mahavelona】
マダガスカル東部の町。トゥアマシナの北約60キロメートルに位置し、インド洋に面する。北郊に19世紀頃のメリナ王国時代の遺跡がある。同国東岸有数の海岸保養地として有名。フルポワント。
マハラッカ‐しんでん【マハラッカ神殿】
《Temple of Maharraqa》エジプト南部、ナイル川上流西岸にある神殿遺跡。アスワンの南約140キロメートルに位置する。古代ローマ皇帝アウグストゥスにより建造されたが未完成。のちにキ...