エチミアジン【Echmiadzin】
アルメニア北西部の古都。首都エレバンの西約20キロメートル、アララト平野に位置する。紀元前2世紀頃の古代都市バルツケサバンに起源し、その後、バガルシエ1世にちなみバガルシャパトに改称。2世紀後半...
エチミアジン‐だいせいどう【エチミアジン大聖堂】
《Mayr Tajar Surb Ejmiatsin》アルメニア北西部の都市エチミアジンにある大聖堂。301年にアルメニア正教の大主教座が置かれ、大聖堂が建築された。後世のアルメニア正教聖堂の規...
エニスキレン【Enniskillen】
英国、北アイルランド南西部、ファーマナ州の町。同州の州都。町の中心部はアーン湖を二分した島に位置する。エニスキレン城があるほか、近郊のデベニシュ島には初期キリスト教時代の遺跡が残る。
エバンズビル【Evansville】
米国インディアナ州南西部の都市。オハイオ川北岸に位置する。周辺に農業地帯が広がり、石炭・石油を産し、商工業の中心地として発展。エバンズビル大学が所在。南東郊に先住民が築いた、エンゼルマウンドとよ...
えびら‐の‐うめ【箙の梅】
1 寿永3年(1184)の源平生田の森の合戦で、梶原景季(かじわらかげすえ)が梅の枝を箙に差して戦った故事。神戸の生田神社に遺跡があり、能や浄瑠璃の題材となった。 2 梅の一品種。花は淡紅色で大...
エピダウロス【Epidaurus】
ギリシャ、ペロポネソス半島東部のアルゴリダ丘陵にある古代遺跡。医神アスクレピオスの生誕地とされ、古くから多くの巡礼者を集めた。紀元前4世紀に最盛期を迎え、アスクレピオス神殿を中心に、医療・入浴施...
エフェソス【Ephesos/Έφεσος】
小アジアのエーゲ海岸にあった古代ギリシャの植民都市。現在のトルコ西部の町セルチュク近郊に位置する。のちローマの支配下となるが、紀元前7世紀から紀元後6世紀にかけて栄えた。ドミティアヌス神殿、ハド...
エブラ【Ebla】
シリアの古代都市国家。紀元前3000年代中期から2000年にかけて繁栄。遺跡から西セム語の最古の資料である楔形(せっけい)粘土板文書が大量に発見されている。
エメラルド‐マウンド【Emerald Mound】
米国ミシシッピ州南西部にある遺跡。ナッチェスの北東約20キロメートルに位置する。13世紀から17世紀にかけて先住民のナッチェス族が築いた墳丘があり、同国第2の規模をもつ。神殿または墓地だったと考...
エリコ【Jericho】
パレスチナ地方の古都。死海の北東約8キロメートルに位置する。最も古くから人々が定住した都市の一つとして知られ、旧約聖書にもその名が残る。紀元前7800年頃からの古代遺跡テルアルスルターン、新約聖...