プカ‐プカラ【Puka Pucara】
ペルー南部の都市クスコ北郊にあるインカ帝国時代の遺跡。名称はケチュア語で「赤い要塞」を意味し、赤みを帯びた石灰岩の石組みが残る。マチュピチュへと続く古代インカの幹線道路沿いに位置し、都であるクス...
プカラ‐デ‐ティルカラ【Pucará de Tilcara】
アルゼンチン北部、フフイ州にある先インカ期の遺跡。ウマワカ渓谷南部の町ティルカラの南西に位置する。12世紀頃に要塞として築かれ、山の頂上から山腹にかけて石積みの集落跡が広がる。インカの襲撃とスペ...
プカラ‐デ‐ラサナ【Pukará de Lasana】
チリ北部、アントファガスタ州、アタカマ砂漠にある先コロンブス期の遺跡。カラマの北東約40キロメートル、ロア川が刻む河谷に位置する。インカ帝国勃興以前の13世紀から15世紀頃の集落の遺構がある。
プトレマイス【Ptolemais】
リビア北東部、キレナイカ地方にある古代ギリシャの都市遺跡。ラテン語名トルメイタ。名称は古代エジプトのプトレマイオス3世に由来する。紀元前6世紀に建設され、前4世紀から前3世紀にかけて商港として栄...
プナ‐パウ【Puna Pau】
南太平洋の東部、チリ領のイースター島西部にある遺跡。モアイ像の頭に載せるプカオという赤い帽子のような石材の石切り場で、現在も切り出し途中の石材が点在している。
プノン‐クロム【Phnom Krom】
カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡。アンコール遺跡群の南約16キロメートル、トンレサップ湖北岸に近い。アンコール三聖山の一つ、プノンクロムの丘の上に位置する。9世紀末から10世...
プノン‐チソール【Phnom Chisor】
カンボジア中央部にあるヒンズー教寺院の遺跡。首都プノンペンの南約50キロメートル、標高133メートルの小高い丘の上に位置する。11世紀前半、スールヤバルマン1世により建立。クリシュナやビシュヌな...
プノン‐バケン【Phuom Bakheng】
カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡。アンコールトムの南約400メートル、アンコール三聖山の一つ、プノンバケンの丘の上に位置する。9世紀末から10世紀初頭にかけて、クメール王朝の...
プフォルツハイム【Pforzheim】
ドイツ南西部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市。カールスルーエの南東約30キロメートル、エンツ川とナゴルド川の合流点に位置する。古代ローマ時代の植民地で、遺跡が残る。18世紀より宝飾品や時計の...
プラカ【Plaka/Πλακα】
ギリシャの首都アテネの中心部の一地区。アクロポリスの丘の北東部に広がる。19世紀頃の古い街並みが残されており、庶民的な食堂や食料品店のほか、観光客向けの土産物屋が集まっている。 ギリシャ南東...