い‐げん【遺言】
1 死にぎわに言葉を残すこと。また、その言葉。いごん。ゆいごん。 2 先人が生前言ったこと。また、その言葉。いごん。
い‐こ【遺孤】
両親の死後に残された子供。遺児。「徳川氏は必ず其旧功を記し、其—を重封せり」〈田口・日本開化小史〉
い‐こう【遺功】
死後に残る功績。「先帝の—」
い‐こう【遺構】
残存する古い建築物。また、昔の都市や建造物の形や構造を知るための手がかりとなる残存物。考古学では、住居跡・倉庫跡・水田跡など、その配置や様式を知る手がかりとなる基壇や柱穴など。
い‐こう【遺稿】
死後に残された未発表の原稿。
い‐こつ【遺骨】
死者の骨。火葬などにしてあとに残った骨。また、戦没者の骨。
い‐こん【遺恨】
1 忘れがたい深いうらみ。宿怨(しゅくえん)。「—を晴らす」「—試合」 2 残念に思うこと。「極めたる—の事になん」〈今昔・一二・二三〉
い‐ごん【遺言】
1 人が、死亡後に法律上の効力を生じさせる目的で、遺贈、相続分の指定、相続人の廃除、認知などにつき、民法上、一定の方式に従ってする単独の意思表示。→遺言証書 →ゆいごん(遺言) 2 ⇒いげん(遺言)
いごん‐しっこうしゃ【遺言執行者】
遺言の内容の実現のために必要な事務を行う権限を有する者。
いごん‐しゃ【遺言者】
遺言をする人。ゆいごんしゃ。