きめんざん‐たにごろう【鬼面山谷五郎】
[1826〜1871]幕末の力士。第13代横綱。美濃(みの)の人。本名、田中新一。優勝7回。史上最も高齢の43歳で横綱免許を受けた。→第12代横綱陣幕 →第14代横綱境川
きゅうざぶろう【久三郎】
江戸時代、上方で、下男奉公をする者の通称。久三(きゅうざ)。久七。久助。「—に会うても只は通さず」〈浮・一代女・五〉
きんたろう【金太郎】
源頼光の四天王の一人、坂田金時(さかたのきんとき)の幼名。相模の足柄(あしがら)山に住む山姥(やまうば)の子といわれ、獣を友として育った怪力の持ち主。浄瑠璃・歌舞伎では怪(快)童丸の名で登場。...
ぎゅう‐たろう【妓夫太郎】
「妓夫(ぎゅう)」に同じ。 [補説]「牛太郎」とも書く。
ぎゅう‐たろう【牛太郎】
⇒妓夫太郎(ぎゅうたろう)
くじ‐じろう【久慈次郎】
[1898〜1939]野球選手。岩手の生まれ。早大の捕手として活躍。実業団で選手を続け、昭和9年(1934)の日米野球では全日本チームの主将をつとめた。都市対抗野球での敢闘賞「久慈賞」にその名を残す。
くつかけときじろう【沓掛時次郎】
長谷川伸の戯曲。3幕。昭和3年(1928)、「騒人」誌に発表。同年12月、帝国劇場にて初演。歌舞伎や映画化作品もある。
くらいし‐たけしろう【倉石武四郎】
[1897〜1975]中国語学者。新潟の生まれ。京大・東大教授。中国語の研究・教育に新しい方向を与えた。著「中国語五十年」「漢字の運命」など。
くるま‐とらじろう【車寅次郎】
⇒寅さん
けん‐ろう【賢郎】
他人を敬って、その息子をいう語。賢息。令息。