いまわの‐きよしろう【忌野清志郎】
[1951〜2009]ロックシンガー。東京の生まれ。本名、栗原清志(きよし)。ロックバンドRCサクセションの中心的存在として活躍したほか、他バンドやソロ活動においても多数のヒット曲を生み出した。...
いわい‐はんしろう【岩井半四郎】
歌舞伎俳優。屋号、大和屋。 (初世)[1652〜1699]大坂の人。通称、長四郎。座元と立役を兼ねた。 (4世)[1747〜1800]江戸の人。俳名、杜若(とじゃく)。通称、お多福半四郎。岩...
いわさき‐やたろう【岩崎弥太郎】
[1835〜1885]実業家。土佐の人。弥之助の兄。三菱財閥の創始者。藩船などの払い下げを受けて三菱商会を創立。明治政府の保護による独占的海運事業として発展した。
いわぶち‐えつたろう【岩淵悦太郎】
[1905〜1978]国語学者。福島の生まれ。国立国語研究所所長、国語学会代表理事、国語審議会委員などを務め、当用漢字表の改革などに貢献。著作に「国語史論集」など。
いわみ‐じゅうたろう【岩見重太郎】
安土桃山時代の伝説的剣豪。初めは小早川家に、のち秀吉に仕え、薄田隼人(すすきだはやと)と名のり、大坂夏の陣で討ち死にしたという。狒狒(ひひ)退治や山賊退治、天橋立の仇討ちなどで知られる。
うい‐ろう【外郎】
《「うい(外)」は唐音》 1 江戸時代、小田原名産の去痰(きょたん)の丸薬。元(げん)の礼部(れいほう)員外郎(いんがいろう)陳宗敬が日本に帰化し、博多で創製。その子孫が京都西洞院(にしのとうい...
うえだ‐ていじろう【上田貞次郎】
[1879〜1940]経済学者。東京の生まれ。東京商大学長。日本の経営学の創始者といわれる。著「商工経営」「経営経済学総論」など。
うつのみや‐さぶろう【宇都宮三郎】
[1834〜1902]明治初期の化学技術者。尾張の人。日本ではじめてセメント製造に成功。炭酸ソーダや耐火れんがの製造、醸造法改良なども指導。
うでのきさぶろう【腕の喜三郎】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。本名題「玆江戸小腕達引(ここがえどこうでのたてひき)」。河竹黙阿弥作。文久3年(1863)江戸市村座初演。江戸の侠客(きょうかく)腕の喜三郎の物語を脚色。
うの‐こういちろう【宇能鴻一郎】
[1934〜 ]小説家。北海道の生まれ。本名、鵜野広澄(うのひろずみ)。平戸の漁師と鯨との死闘を描いた「鯨神(くじらがみ)」で芥川賞受賞。性と死をテーマとした作品を多数発表。のち官能小説、ポルノ...