いっ‐かく【一郭/一廓】
一つの囲いの中の地域。また、あるひと続きの地域。「歓楽街の—」
うち‐ぐるわ【内郭】
城の内部にさらに築かれた郭。また、それに囲まれた区域。→外郭(そとぐるわ)
かく【郭/廓】
1 古代中国で、都市を囲んだ土壁。 2 ものの外まわり。また、囲まれた場所。 3 遊郭。遊里。いろまち。
かく【郭】
[常用漢字] [音]カク(クヮク)(呉)(漢) [訓]くるわ 1 都市・城の外囲い。また、外囲いのある町や村。「城郭・山郭」 2 特定の一区画。くるわ。「遊郭」 3 物の外枠。「外郭・胸郭・輪郭...
かさね‐くるわ【重ね郭】
山城で、郭を幾重にも重ねて築いたもの。
がい‐かく【外郭/外廓】
城や建物の周囲にめぐらす囲い。そとがこい。そとぐるわ。転じて一般に、そとまわり、外側のもの。⇔内郭。
きょう‐かく【匡郭】
木版本や古活字本などの各丁の外枠の線。
きょう‐かく【胸郭】
胸部の外郭をつくるかご状の骨格。胸椎(きょうつい)・肋骨(ろっこつ)および胸骨からなり、心臓・肺などの臓器を支え保護する。
くる‐わ【郭/廓/曲輪】
1 城やとりでの、周囲を土や石などで築き巡らしてある囲い。また、その内側の地域。 2 《周囲を塀や堀で囲ったところから》遊女屋の集まっている地域。遊郭。遊里。 3 俳諧で、発句の題材に伴って出て...
こし‐ぐるわ【腰郭】
築城に際して、本丸と二の丸との間に高低があるとき、本丸の腰部に通路用の囲いを設けたもの。