さん‐たっそん【三達尊】
《「孟子」公孫丑下から》天下で尊ばれる三つのもの。朝廷では爵位、郷里では年齢、民を治める者では徳。
ざい‐きょう【在郷】
[名](スル)郷里にいること。ざいごう。「—する者だけでクラス会を開く」
ざい‐ごう【在郷】
[名](スル) 1 都会から離れた地方。田舎。在所。ざい。「—の農家」 2 郷里にいること。ざいきょう。
ざい‐しょ【在所】
1 人が住んでいる所。また、物が存在する所。ありか。 2 郷里。くにもと。「生まれ—」 3 都会から離れた地方。田舎。ざい。「—住まい」
し‐がっこう【私学校】
1 私立学校。私学。「関左に雄視している—」〈蘆花・思出の記〉 2 西郷隆盛が退官後、明治7年(1874)郷里鹿児島に創設した学校。西南戦争では西郷軍の中心となった。
しぶたみ【渋民】
岩手県盛岡市の地名。旧村名。石川啄木(いしかわたくぼく)の郷里。
しゅっ‐ぽん【出奔】
[名](スル) 1 逃げだして行方をくらますこと。逐電(ちくでん)。「親に逆らって郷里を—する」 2 江戸時代、徒士(かち)以上の武士の失踪(しっそう)をいう。
しょう‐ゆう【湘勇】
中国清末、太平天国平定のため、1853年に曽国藩(そうこくはん)が郷里の湖南省湘郷(しょうきょう)県で組織した義勇軍。鎮圧の主力となったが、南京(ナンキン)占領後に解散。
せいなん‐せんそう【西南戦争】
明治10年(1877)、西郷隆盛らが鹿児島で起こした反乱。征韓論に敗れて帰郷した西郷が、士族組織として私学校を結成。政府との対立がしだいに高まり、ついに私学校生徒らが西郷を擁して挙兵、熊本鎮台を...
そくじつ‐きごう【即日帰郷】
旧軍隊で、入隊した者が、病気などのために、即日郷里に帰されること。