すがたさんしろう【姿三四郎】
富田常雄の長編小説。昭和17年(1942)刊行。講道館の四天王の一人、西郷四郎がモデルとされる、天才柔道家姿三四郎の成長を描く。黒沢明監督、岡本喜八監督が映画化しているほか、テレビドラマなど多数...
すきま‐かぜ【隙間風】
1 壁や障子などのすきまから吹き込む風。《季 冬》「—兄妹に母の文異(ちが)ふ/波郷」 2 人間関係にへだたりができることのたとえ。「夫婦の間に—が吹く」
スクエア‐ダンス【square dance】
男女二人を一組みとした四組みが向かい合い、方形を作って踊るフォークダンス。カドリールから派生したもので、米国の郷土舞踊。
すくがらす
《沖縄方言で「すく」はアイゴの稚魚、「からす」は塩辛の意》沖縄の郷土料理の一。アイゴの稚魚を塩漬けにしたもの。一般に、豆腐の上にのせて食べる。
すけ‐ごう【助郷】
江戸時代、宿駅常備の人馬が不足する場合、その補充のために宿駅近隣の村々に課された夫役(ぶやく)。また、それを課された郷村。定助郷・代助郷などがある。
すけごう‐うま【助郷馬】
助郷村から夫役(ぶやく)として差し出された馬。
すけごう‐ちょう【助郷帳】
江戸時代、各宿駅に備えておき、所属の助郷村が出すべき人馬の数を記した帳簿。
すけごう‐やく【助郷役】
江戸時代、助郷村に対して、その石高(こくだか)に応じて人馬を徴発した課役(かやく)。
すげ‐がさ【菅笠】
スゲの葉で編んだ笠。すががさ。《季 夏》「—や面(おもて)つつみて御岳人/古郷」
すず‐かけ【篠懸/鈴懸】
1 修験者(しゅげんじゃ)が衣服の上に着る麻の法衣。直垂(ひたたれ)と似た形に作る。すずかけごろも。 2 スズカケノキの別名。《季 花=春》「—の更けつつ薫れ寝にかへる/波郷」