はくさん‐こくりつこうえん【白山国立公園】
白山を中心とし、富山・石川・岐阜・福井の4県にまたがる国立公園。高山植物が豊富。白川温泉郷などがある。
はしまのおんな【端島の女】
西木正明の小説。廃墟となった故郷、長崎の端島(軍艦島)を訪れる女性の物語。昭和63年(1988)刊行。同年、「凍れる瞳」とあわせ第99回直木賞受賞。
はしり‐みょうと【走り夫婦】
故郷を駆け落ちして夫婦となった者。「大方—はめいめい過ぎいたせば」〈浮・文反古・二〉
はしり‐もの【走り者】
故郷を捨てて出奔(しゅっぽん)した者。「ほかの駆け落ち、—と違うて」〈浄・重井筒〉
はせ‐まわ・る【馳せ回る】
[動ラ五(四)]走りまわる。駆けまわる。また、馬で走りまわる。「芝生の上に散開して—・っているのが」〈大仏・帰郷〉
は・せる【馳せる】
[動サ下一][文]は・す[サ下二] 1 速く走る。駆ける。また、馬・車などを速く走らせる。「車を—・せて急ぐ」 2 気持ちや考えを遠くに至らせる。「故郷に思いを—・せる」 3 名前などを広く行き...
はちまんまつりよみやのにぎわい【八幡祭小望月賑】
歌舞伎狂言。世話物。4幕。河竹黙阿弥作。万延元年(1860)江戸市村座初演。文化4年(1807)深川八幡祭で永代橋が落ちた事件と、文政元年(1818)本郷の呉服屋が深川芸者を刺殺した事件を脚色。...
はつ‐みみ【初耳】
初めて耳にすること。初めて聞くこと。また、その話。「君が同郷だったとは—だ」
はつ‐ゆめ【初夢】
新年最初に見る夢。ふつう元日または2日の夜に見る夢をいう。古くは、節分の夜に見る夢をいった。《季 新年》「—に古郷(ふるさと)を見て涙かな/一茶」
はと‐ぐるま【鳩車】
郷土玩具の一。粘土・木・蔓(つる)などで鳩の形を作り、車をつけてひもで引くようにしたもの。