ひっ‐そく【逼塞】
[名](スル)《せまりふさがる意》 1 落ちぶれて世間から隠れ、ひっそり暮らすこと。「郷里に—する」 2 江戸時代の武士や僧侶に科された刑罰の一。門を閉ざして昼間の出入りを許さないもの。閉門より...
ひっ‐つみ【引っ詰み】
野菜や鶏肉などを煮込んだ汁に、練った小麦粉を薄くのばし、手でちぎった団子を入れる料理。岩手の郷土料理。
ひと‐がえし【人返し】
1 領民の他領への移住を防ぐため、勝手に移住した者を領主間の交渉により召還したこと。 2 江戸時代、江戸・大坂・京都などの大都市に集中した人々を帰郷させたこと。特に、寛政の改革・天保の改革では、...
ひめ‐だるま【姫達磨】
郷土玩具の一。女性の姿をかたどった、だるま形の人形。
ひゃくにち‐そう【百日草】
キク科の一年草。高さ約90センチ。葉は長卵形で、茎を抱くように対生する。夏から秋にかけて、大きな花を開く。花は寿命が長く、一重であるが、八重の園芸種もあり、色も紅・紫・白など豊富。メキシコの原産...
ひや‐じる【冷(や)汁】
から煎りした煮干し・ごま・味噌をすり鉢ですったものを直火であぶって焼き味噌にし、冷たい水または出し汁でのばしたもの。きゅうり、しょうが、しその葉などを刻んで薬味とし、熱い麦飯にかけて食べる。宮崎...
ひゅうが【日向】
旧国名の一。現在の宮崎県と鹿児島県北東部にあたる。日州(にっしゅう)。
宮崎県北部、日向灘に面する市。良港の細島(ほそしま)港があり、商業・工業・交通の要地。ハマグリの殻で作る白碁石を特産。...
ひょう・げる【剽げる】
[動ガ下一]ひょうきんなことを言ったりしたりする。おどける。「わざと郷里言葉(くにことば)で—・げた応酬をして」〈野上・迷路〉
ひる‐ね【昼寝】
[名](スル)昼間に眠ること。午睡(ごすい)。《季 夏》「蠅いとふ身を古郷に—かな/蕪村」
ひる‐むしろ【蛭蓆】
ヒルムシロ科の多年草。池や水田の浅水中に群生。根茎は泥中をはい、水中の葉は狭披針形、水面の葉は長楕円形でつやがある。5〜10月、水上に柄を出して黄緑色の小花を穂状につける。《季 夏》「雨雲の風お...