やま‐の‐て【山の手】
1 「やまて1」に同じ。 2 都会で、高台にある町。多く住宅地になっている。東京では区部の西側の台地の区域をいう。江戸時代は本郷・小石川・牛込・四谷・赤坂・青山・麻布などの台地の地域を称し、武家...
山(やま)笑(わら)・う
《「臥遊録」の「春山淡冶(たんや)として笑うが如し」から》春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい感じになるようすをいう。《季 春》「故郷やどちらを見ても—・ふ/子規」
やよい【弥生】
東京都文京区東部の地名。もと本郷区向ヶ岡弥生町。東大農・工学部があり、弥生町貝塚の遺跡がある。→弥生土器
ゆう【夕】
日が沈んで夜になろうとする時。夕暮れ。夕方。ゆうべ。「朝に—に故郷を思う」 [補説]作品名別項。→夕
ゆう【邑】
[人名用漢字] [音]ユウ(イフ)(漢) [訓]むら 1 人の集まり住む区域。地方の町や村。「郷邑・城邑・村邑・都邑」 2 諸侯などの領地。「采邑(さいゆう)・封邑(ほうゆう)」 [名のり]くに・さと
ゆう‐がく【遊学】
[名](スル)故郷を離れ、よその土地や国へ行って勉学すること。「英国に—する」
ゆう‐し【遊士/游士】
1 風流人。みやびお。 2 浪人。また、志を抱いて他国を遊歴する人。「天外—の懐郷の涙なりき」〈独歩・愛弟通信〉 3 中国、春秋戦国時代、策をたずさえて抗争する諸侯を遊説し、仕官を請うた者。
ゆう‐し【遊子】
家を離れて他郷にいる人。旅人。「天涯の—たる予自身を」〈芥川・開化の殺人〉
ゆうしゅうふじん【憂愁夫人】
《原題、(ドイツ)Frau Sorge》ズーダーマンの処女小説。自身の故郷でもある東プロイセンの農村を舞台に、没落地主の子である青年パウルの軌跡を描く。
ゆうぞらはれて【夕空晴れて】
郷静子の小説。昭和54年(1979)刊行。