ゆう‐ゆう【優遊/優游】
[ト・タル][文][形動タリ]のんびりと心のままにするさま。「郷里に帰り、其後、—として時日を送りしが」〈中村訳・西国立志編〉
ゆき‐めがね【雪眼鏡】
雪に反射する紫外線などによって起こる目の障害を防ぐための眼鏡。《季 冬》「—山のさびしさ見て佇(た)てり/古郷」
ユジノ‐サハリンスク【Yuzhno-Sakhalinsk/Южно-Сахалинск】
《ユジノは南の意》ロシア、サハリン州(樺太(からふと))の都市。同州の州都。サハリン島南部に位置する。1945年(昭和20)以前の日本領時代には豊原(とよはら)と称した。州立郷土博物館、州立美術...
ゆず‐ゆ【柚湯】
1 冬至の日、ユズの実を入れて沸かす風呂。ひび・あかぎれを治し、また、風邪の予防になるという。冬至湯。《季 冬》「—すや創(きず)を加へし胸抱いて/波郷」 2 ユズを砂糖煮にし、その香りのついた...
ゆだなか‐おんせん【湯田中温泉】
長野県北東部、下高井郡山ノ内町にある温泉。山ノ内温泉郷の一。泉質は塩化物泉・硫黄泉など。志賀高原や草津温泉方面への入り口。
ユー‐ターン【U-turn】
[名](スル) 1 進行中の自動車が、路上でU字形に方向転換をすること。「—禁止」 2 もとの場所やもとの状態に逆戻りすること。「就職を機に故郷へ—する」「—現象」
ユートピア【Utopia】
《ギリシャ語からの造語で、どこにもない場所の意》 トマス=モアの長編小説。1516年刊。原文はラテン語。架空の国ユートピアの見聞録というかたちで、当時のヨーロッパ社会を批判、自由平等な共産主義...
ユートピアだより【ユートピアだより】
《原題News from Nowhere》モリスによる小説。1890年発表。社会主義的な理想郷を描いた。
ようしゅうくんぷう【揚州薫風】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の松の間を飾る。鑑真の生まれ故郷である中国揚州の風景を墨一色で描いたもの。昭和55年(1980)に「桂林月宵(けいりんげっしょう)」...
よ‐ざくら【夜桜】
1 夜見る桜の花。また、夜の花見。《季 春》「—やうらわかき月本郷に/波郷」 2 特に江戸吉原で、仲の町の通りに植えられた桜。竹垣で囲ってぼんぼりを立て、夜は灯を入れて遊客をさそったもの。「—は...