りゅう‐みん【流民】
居所を失って他郷をさすらう民。流浪の民。流氓(りゅうぼう)。るみん。
りゅう‐り【流離】
[名](スル)故郷を離れてあちこちをさまよい歩くこと。流浪。「—の旅」「異郷に—する」
りょう‐かい【領解】
[名](スル) 1 「了解1」に同じ。「奥さんはよく私のいう意味を—して帰って行った」〈漱石・硝子戸の中〉 2 中国、唐の制度で、郷試(きょうし)の試験に合格すること。
りょうはく‐さんち【両白山地】
石川・富山・福井・岐阜の4県にまたがる山地。白山から能郷(のうごう)白山(標高1617メートル)までの、ほぼ南北に続く山地。北の白山を主峰とする加越(かえつ)山地と、南の能郷白山を主峰とする越美...
りょう‐り【料理】
[名](スル) 1 材料に手を加えて食べ物をこしらえること。また、その食べ物。調理。「野菜を—する」「郷土—」 2 物事をうまく処理すること。「自から国政を—す」〈織田訳・花柳春話〉
りょう‐れき【凌轢/陵轢】
[名](スル)侮り踏みにじること。りょうりゃく。「郷侶を—し民人を虐待し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
りん‐り【淋漓】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 水・汗・血などが、したたり流れるさま。「鮮血—」「雨—として玻璃(ガラス)に滴(したた)り」〈蘆花・不如帰〉 2 勢いなどが表面にあふれ出るさま。「墨痕—」「...
る【縷】
細い糸。糸すじ。「青煙—の如く立ち昇るを見る」〈独歩・入郷記〉
るこう‐そう【縷紅草】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は深く切れ込んで羽状をなし、互生。夏に、漏斗状で先が星形の赤い花を開く。熱帯アメリカの原産で、観賞用。《季 夏》「看護婦と茶飲咄(ちゃのみばなし)や—/波郷」
るす‐せいふ【留守政府】
岩倉使節団派遣中、明治4年(1871)から明治6年(1873)にかけての明治政府。太政大臣三条実美を筆頭に西郷隆盛・井上馨・大隈重信らが主導したが、内部での対立や帰国した使節団との対立が起こった...