はい‐ぐう【配偶】
[名](スル) 1 添い合わせること。添わせること。 2 めあわせること。また、その人。つれあい。配偶者。「亡くなったのは、そこの家の長女の—で」〈原民喜・廃墟から〉
はいぐう‐し【配偶子】
有性生殖で、接合・合体・受精にあずかり新個体をつくる生殖細胞。同形配偶子と異形配偶子とに分けられる。時には単独で単為生殖を行うものもある。
はいぐうし‐のう【配偶子嚢】
配偶子を生じる袋状の器官。菌類や藻類に見られる。
はいぐう‐しゃ【配偶者】
夫婦の一方からみた他方。配偶者としての身分は、婚姻によって取得し、婚姻の解消によって失う。親族ではあるが、親等はない。
はいぐうしゃかん‐じんこうじゅせい【配偶者間人工授精】
配偶者の精子を使用して行う人工授精。男性側に不妊等の原因がある場合に、配偶者の精子を注入器を用いて子宮に注入し、妊娠を図る。AIH(artificial insemination by husb...
はいぐうしゃかん‐ぼうりょく【配偶者間暴力】
⇒ディー‐ブイ(DV)
はいぐうしゃ‐きょじゅうけん【配偶者居住権】
配偶者の死亡によって残されたもう一方の配偶者が、それまで住んでいた家に生涯、無償で住み続けることができる権利。相続開始時に被相続人が所有していた建物に居住し、遺言による指定や遺産分割の合意等があ...
はいぐうしゃ‐こうじょ【配偶者控除】
納税者に年間の合計所得金額が一定金額以下の配偶者がいる場合に適用される所得控除。→配偶者特別控除 [補説]合計所得金額が1000万円以下(給与年収1220万円)の納税者に合計所得金額38万円(年...
はいぐうしゃ‐たんききょじゅうけん【配偶者短期居住権】
配偶者が死亡した際に、残されたもう一方の配偶者に認められる権利。例えば、夫が死亡したとき、夫が所有する住居に同居していた妻は、その家が遺贈や遺産分割によって他人の所有物になる場合でも、少なくとも...
はいぐうしゃ‐ちょうききょじゅうけん【配偶者長期居住権】
⇒配偶者居住権