くばり【配り/賦り】
1 配ること。また、配った位置。「気の—」「字—」 2 生け花で、筒形の花器の口元に小枝の叉(また)などを仕掛けて花を支えること。また、その木の叉。
くばり‐ばんづけ【配り番付】
⇒辻番付(つじばんづけ)
くばり‐ふだ【配り札】
1 劇場などが配る招待用の無料入場券。「—をもらひて見初めしより松岡九七郎といへる若女形に思ひつき」〈浮・椀久二世・上〉 2 ⇒辻番付(つじばんづけ)
くばり‐もの【配り物】
祝儀やあいさつ、また謝礼として配る贈り物。「法事の—」
くば・る【配る/賦る】
[動ラ五(四)] 1 物を、適当な量に分けて、それぞれに行き渡るようにする。割り当てて渡す。「カードを—・る」「招待状を—・る」 2 方々に届けて回る。配達する。「新聞を—・る」 3 配慮や注意...
はい【配】
[音]ハイ(漢) [訓]くばる [学習漢字]3年 1 つりあいよく並べる。組み合わせる。「配合・配剤・配色・配列/按配(あんばい)」 2 連れ添う相手。連れ合い。夫婦。「配偶/好配」 3 割り当...
はい‐い【配位】
[名](スル)錯体の中で、中心原子の周りの空間に配位子が配列して結合すること。また、結晶中の一つの原子を近接の電子が取り巻くこと。
はい‐い【配意】
[名](スル)心をくばること。心くばり。配慮。「他人の気持ちに十分—する」
はいい‐かごうぶつ【配位化合物】
一つの原子あるいはイオンに、他のイオンあるいは分子が配位結合によって結合している化合物。錯化合物(さくかごうぶつ)とほぼ同義。
はいい‐けつごう【配位結合】
錯体中の中心原子に対し、配位子がそれを取り巻いている形式の結合。中心原子との間に、配位子のもつ電子対が提供されることによって生ずる。供与結合。提供結合。半極性結合。